作品一覧全3作品

  • 帝国の腕はいつも悩む
  • 俺の名はタウバル。帝国の執政官だ。ホーク辺境伯領とかいう田舎に特使として着任することになったんだが、どうも色々と一筋縄ではいかないみたいだ。だいたいどうしてここは帝国と王国の共同統治ってことになってるんだ? 話がややこしいだけじゃないか。フィリオナ伯爵というのは王国きっての名家らしいんだが、そこのお嬢ちゃんも何かと俺に張り合ってきて面倒で仕方がない。聖王国の騎士を名乗る娘も、なんだかワケありみたいだし……。仲良くしてみたい女の子もいるんだが、その子は仮面で顔を隠して見せてくれない。とにかく散々な目に会うような予感しかしない。前任者曰く、ここは俺の将来にとって重要な地になるらしいんだが……また俺を騙して、厄介事を片付けさせようとしているだけなんじゃないか? 勘弁して欲しいんだがな。 ※このお話は『彼女は七回戦った』の後日譚です。前作を読まなくても大丈夫ですが、ご興味があればそちらもどうぞ。
  • ハイファンタジー[ファンタジー] 連載:全24部分

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  • 異世界 帝国 陰謀 活劇 恋愛 騎士 令嬢 仮面の剣士 魔物
  • R15残酷な描写あり
  • 読了時間:約178分(88,786文字)
  • アオバの方程式が解けない
  • 高校のときの同級生だったアオバが死んだ。アオバが最後に送ってきたメールには、ただ、解けない方程式だけが書いてあった――その意味はいったい何だったのか? ちょっとだけ切ない感じの謎解きショートショートです。
  • ヒューマンドラマ[文芸] 短編

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  • 悲恋 謎解き 友情 恋愛 涙 方程式 現代 学校
  • 読了時間:約8分(3,927文字)
  • 彼女は七回戦った
  •  『七回戦い、二度負け、五回勝利する。そして国を救う英雄になる』――そんな予言をきっかけに、俺の彼女が軍に入隊してしまう。俺たちはそろってホーク砦に赴任。帝国との戦いに巻き込まれる。軍が撤退を決める中、彼女はわずか十名だけで敵騎兵一千の足止めを引き受ける。ひと癖もふた癖もある仲間たちと、俺たちは砦を一日守り切る。  戦いは続き、国境近くの町に帝国軍が迫る。俺は二人だけで敵陣に潜入、これを撃退する。一方、帝国軍の別働隊を謎の光の柱が襲う。その焼け跡には帝国の超大砲が残されていた。数の合わない二つの予言。この戦いの謎が深まる中、彼女は奇策を講じ、ホーク砦を取り戻す。  しかし敵が仕掛けた『見えない戦い』で俺たちは疑心暗鬼になる。そこに再来する一万の帝国軍。俺たちは超大砲を真似た新兵器で対抗、ホーク砦を守り切る。  勝利に湧く砦だが、俺は自分の身体が女性であることに気づいてしまう。いつも見る謎の夢。青白く光る薬。それと何か関係があるのだろうか?  割り切れない想いを抱えたまま、俺たちは帝国との決戦に臨む。戦いは優勢に進むが、そんな中彼女は一人、ホークの民との秘密交渉のために軍を離れる。深夜、帝国は死者の軍勢を従えて俺たちに襲いかかる。軍は壊滅し、俺は帝国の捕虜となる。  翌朝、彼女が帝国の陣に現れる。彼女は交渉でこの戦いを終わらせる。俺の解放を拒む帝国だったが、彼女は最後の切り札を使って俺を奪い返す。  彼女が俺の身体の秘密を明かす。実は俺はすでに死んでいた。この身体は双子の妹のもので、そこに俺の魂を移植していたのだ。彼女は戦いに勝利し、俺の魂をつなぎとめるのに十分なものを手に入れた。だが彼女はその代償として魂を失い過ぎていた。 「ずっと、一緒にいたかっただけなの。トールと、ずっと……」  その言葉を残し、彼女はこの世から消えた。
  • ハイファンタジー[ファンタジー] 完結済:全59部分

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  • オリジナル戦記 異世界 軍隊 中世 ファンタジー エンターテイメント 戦争 戦記 仲間 バトル・戦記 群像劇 ヒロイズム 悲劇
  • R15残酷な描写あり
  • 読了時間:約390分(194,994文字)