矢田未来は、ごくごく普通の高校二年生だった。
金色の瞳を持ち、周囲から疎外されている事を除けば。
ある日の帰り道、弟の利久と共に光の奔流に飲み込まれ、辿り着いた先は、異世界の国フォルティアだった。
王太子ファルスディーンをはじめとするフォルティアの人々に、戦争状態にある隣国ステアに対抗する為『戦巫女』としての力を求められ、それを発揮できない事に思い悩む未来。
しかし、何からも逃げていた少女が、立ち向かう事を決意した時、彼女の運命は大きく動き始めるのだった。
『負け犬はワルツを上手く踊れない』と世界を同一にする、「その後の世界」の物語。
個人サイト『七月の樹懶』で完結済みの物語に、多少の加筆修正を施して掲載しております。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2016年06月25日
異世界召喚 シリアス 女子高生 王子 特殊能力 チート要素あり 恋愛要素あり ESN大賞
読了時間:約322分(160,712文字)