• ネコにゃんの「だから小説って面白いんだよね」その2
  •  こんばんにゃ(>ω<*) 奥さまのアイドル、ネコにゃんでしゅ。
     昨今はブームなのか知らないけど、ネット小説が世の中にあふれておりますにゃあ。投稿サイトには毎日のように作品が送られてくるし、自身のブログなどでオリジナルの小説を連載している人は数知れず……。
     同じくネット作家のはしくれとして、もう嬉しいやら、あせるやら……(汗)
     これだけネット小説が氾濫していると、よりどりみどり、読む方としてはもうありがたみが無くなってしまうのではないでしょーか。
     別にお金払って読むわけじゃないしネ♪
     出だし部分のほんの数行を読んだだけで「なんかつまんね」って次の作品へジャンプしてみたり……。
     せっかく頑張って書いたのに、出だし部分だけで作品を判断されちゃかないませんよね(泣)
     最後まで読んでよ~、絶対に面白いからさ~ (´・ω・`)
     でも逆に考えると、出だし部分に強烈なインパクトさえ与えてやれば、もしかしたら並みいるライバルたちを出し抜けるかも!
     とゆーわけで今日は……。

    「出だしのインパクトで勝負だあっ!」の巻。

     モーツァルトのオペラ『魔笛』は、主人公が森の中で人喰い大蛇に追いかけられて「ひ~っ、食われる~!」って泣き叫ぶところから始まるにゃん。
     なんて刺激的な出だしだにゃん (>ω<*) ついつい物語の先が気になってしまうにゃん!
     出だし部分で思いっきり奇をてらって読者を作品世界へ引きずり込む。これってけっこうアリかもしれないと思うにゃんよ。
     
    (1)思いっきりショッキングに始めてみる。
     例えばこんな感じ……。

     ぱあんと乾いた破裂音がして、リノリウムの床に真っ赤な血の花が咲いた。撃たれた衝撃で男は椅子から転げ落ち、周囲の壁にはまるでアバンギャルドな抽象画のように脳漿が点々と飛び散った。

     うんうん、これくらいインパクトがあると「なになに? 今どーゆー状況なの?」って興味を抱かせることが出来るかもしれないにゃん。いきなりガツーン! と読者の度肝を抜いてやる。これってある意味快感かも……(*´д`*)

    (2)戦闘シーンから始めてみる。
     相変わらずファンタジー小説の人気が高いようですが、どうも世界観から語りたがる作者が多い気がするにゃん。重厚なプロローグも結構だけど、イントロで架空世界の成り立ちを延々読まされるのってけっこう退屈。なんたら公国となんたら帝国が戦争して勇者が現れて魔王が滅びてあーたらこーたら……そんなのずっと読まされたらネコにゃん眠くなってしまうにゃん。
     なのでここは思いきって、いきなり戦闘シーンから始めてみるのはどーでしょう。
     例えばこんな感じ……。

     ごおーっと周囲の草木を焼き払いながら敵の放った火炎魔法が俺様に襲い掛かる。強烈な熱風が上昇気流となって舞い上がり苦しくて息ができない。ついにこの俺様にも年貢のおさめどきが来たか……そう覚悟を決めたとき、突然目の前に光り輝く魔法の盾が現れた。

     これだけ読んでも全然意味分かんないけど、なんとなく血湧き肉踊る展開が待っていそうな気がしませんか?(笑) 世界観とかキャラの生い立ちなんかは追々語ってゆけば済むことだし、とにかくストーリーを生き生きと動かしてやることが肝心にゃん!

    (3)自己紹介にはアナザーストーリーをからめてみる。
     自己紹介から始めるのは定番中の定番だけど、定番すぎてなかなかインパクトが出せないにゃん。
     例えば……

     三谷幸平は、都内の総合商社に勤める四十二歳のサラリーマンである。

     な~んて書き出しじゃ平凡すぎて先の展開に期待が持てないにゃん。せっかくあっと驚くような大どんでん返しのストーリーを考えていても、冒頭でつまらないと判断されてしまえばお終いにゃんよ (>_<)!
     そこでこーゆーときのテクニックとして、本筋とはまったく関係ないエピソードを挿んでやるのが効果的にゃん。
     例えばこんな感じ……

     三谷幸平は生まれつき睾丸が片方なかった。子どもの頃はよくそのことをバカにされ、付いたあだ名が、玉なし。以来彼はそのコンプレックスをバネに、いかなるときも男らしく振る舞う事を絶えず心掛けてきたのである。

     こう書くとなんだか少しだけ主人公に愛着が沸いてきませんか?(笑) 読者をなるべく早い段階で作中のキャラに感情移入させること。つねにその事を心掛ければ魅力的な作品作りができるはずなのにゃん。

    (4)会話文で始める場合はあえて意味不明にしてみる。
     例えばこんな感じ……。

    「私の二十七年間におよぶ女性としての人生を賭けてもいいけど、梅毒スピロヘータとピロリ菌のどちらが人体にとて有害かと訊かれれば、これはもう間違いなくピロリ菌のほうね」
     
     え~っ、なんで~~~っ!? って思うかもしれませんが、そこが狙いなのです^^ この後どうやって続けるんだよ(怒)って思われるかもしれませんが、逆にそれを考えることから始めてみるのもまた一興(笑)頑張って辻褄あわせて欲しいにゃん (>ω<*)!

     さてさて。
     話の導入部にインパクトを持たせるという手法は他にもたくさんありますが、まあそこらへんはみなさん独自に研究してみて欲しいにゃん。とにかく無料で読めちゃうネット小説。せっかく訪れてくれた読者を逃さないためにも、書き出し部分には工夫を凝らしたいものでしゅ。みなさんの、あっと驚くようなぶっ飛び作品を楽しみに待っておりますにゃん (^_^)!
     でわでわ
  • 2012年 01月12日 (木) 21時27分

コメント

☆GlareRayちゃん、ありがとー \(⌒∇⌒)/

おおっ、新連載の構想はかなり出来上がっているようですね。楽しみー。
えっちな書き出しってのもアリですよ (*´д`*)
連載開始時はみなが注目しますから、ぜひ読者をあっと言わせてくださいネ^^

ps:インフルエンザ流行ってるみたいだけど、GlareRayちゃんは風邪とか引かないようにネ!
でわでわ〜
投稿者:りきてっくす  [ 2012年 01月23日 (月) 22時41分 ]
りきさん、こんばんは!

大変参考になりました~!

やっぱり、インパクトってすごく大事ですよね。私も次の新作、出だしをいきなりバコォォォォォン!!! な感じにする予定だったのでそれで正解だったかなと嬉しくなりました。

あと、世界観についての退屈な説明って飽きちゃうので、話の流れで分からせる! っていうのが一番素敵かな~なんて思います!

りきさんの例文も、実際の作品から引っ張ってきたみたいで上手いし(当然か)、わかりやすいです!

ホントにありがとうございました~~~!
投稿者:GlareRay  [ 2012年 01月23日 (月) 19時35分 ]
☆ゆこたん、ありがとー、最近こっち来ないから淋しかったよ〜(泣)

うん、そうなんだ。内容でよませる小説もたくさんあるんだよね!
人気なくても面白い作品は探せばいっぱいある。おそらくじっくり読み込めばその良さが分かると思うんだけど、そのためにもまず作品に興味をもってもらわなくちゃね!
なんか間違ったこと書いちゃったかなって少し心配だったけど、ゆこたんのコメントで救われた気がするよ。
ありがとにゃん (^_^)
投稿者:りきてっくす  [ 2012年 01月15日 (日) 00時31分 ]
久々になろうにログインした飯野です。

砕けた口調で、内容は極真面目!
流石りっきたん解り易い^^
例えが絶妙だね♪

実は私も小説漁る時は冒頭で引き返す事多いです。
面白い事に全くの読み専だった時には気がつかなかった事も書き手になると気になったりするんだよね。
私は冒頭で「です」「ます」が何行も何行も続くと引き返しちゃうかも。でも、表現でなくストーリーで読ませる小説もあるのだよね。
そんな私も「です」「ます」のオンパレードだったりなのだけどね^^
初期の頃の初回なんて全部書き直したいくらいだよ。
怖くて読み返せないけれど。

『読んで貰いたい』
そんな気持ちがあるならば、りっきたんのこの活動報告の内容はとても為になると思います。

だんだん面白くなる小説もあるけれど、りっきたんの言う通り、お金を払って読む訳ではないので簡単に引き返せちゃう。
読者をグイと引き込む力を身につけられたら良いですよね。

と言いつつ、勉強不足だわぁと思いながらも精進できなかったり。
のほほん路線まっしぐらです。






投稿者:飯野こゆみ  [ 2012年 01月15日 (日) 00時19分 ]
☆天猫ちゃん、ありがとにゃん (。・_・。)

なにか適当に選んで読んでみよう、なんて思ったときにタイトルやあらすじはもちろんですが、やっぱ出だしの数行を読んでみて決めちゃう場合が多いと思うんですよ。あ、ボクがそうです (汗)
3行くらい読んでみて文章が変だったり思いっきり誤字があったりしたら、どうしても「他のにしょう」ってなっちゃいます (>_<)!
取りあえず「読み進めてみようか」って気にさせておいて、そこから先は実力で勝負!!
なんてね (*´д`*)
投稿者:りきてっくす  [ 2012年 01月13日 (金) 22時23分 ]
☆かおりん、ありがとにゃん (*´д`*)

群青まーぶるの出だし部分には、きっと何か魔法が掛けられているに違いありません^^
だって何回読まされても吹いてしまうもん (>ω<*)
出だしにインパクトを持たせる、というのはあくまでも自分の作品に注意を向けさせる手段のひとつにすぎないんです。他にも色々工夫をしなければならないことがあるし、その作家さんの作風による場合も多いのですよ〜。
ってゆーか、この活報自体そもそも酔っぱらった勢いで書いてるし…(汗)
投稿者:りきてっくす  [ 2012年 01月13日 (金) 22時14分 ]
すごい……
たくさんの作品を読んでいるからこその解釈なんでしょうね? 説得力あります☆
世の中、掃いて捨てるほど作品が溢れている現状に溺れないように、ようし、出だしからの研究してみようかしら☆彡
投稿者:天猫 紅楼  [ 2012年 01月13日 (金) 22時14分 ]
☆北郷同志、ありがとにゃんです (>ω<*)!

エロ小説なら、やっぱあえぎ声からでしょうか……。
それとも濃密な情景描写から始めたほうがいいでしょうかねえ……。
ネコにゃん、まだ子猫だからよくわかんない (●´ω`●)
とうわけで今年もエロ連合、…じゃなくて蝦夷連合がんばって行きましょー!!
投稿者:りきてっくす  [ 2012年 01月13日 (金) 22時06分 ]
☆りったん、ありがとにゃん (^_^)

りったんのコメントはいつも面白いなあ(笑)
ちなみにボクの◯◯玉は3つあります。りったんをヒーヒー言わせる自信がありますよ。
今年もエロ女王の座を守り抜いてくださいネ (*´д`*)
投稿者:りきてっくす  [ 2012年 01月13日 (金) 22時02分 ]
☆蝉ノ河さん、コメントありがとにゃん (>ω<*)!

うんうん。プロの書いた小説の書き出し部分だけをだーっと読んでみると、ホント作家の個性が出ていて面白いですよ。映画なんかでも冒頭のアングルにもの凄くこだわりを持っている監督ってたくさんいますしね。
ちなみに睾丸の話は爆笑問題の田中から思いつきました (^_^)
投稿者:りきてっくす  [ 2012年 01月13日 (金) 21時59分 ]
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