悪役は二度目も悪名を轟かせろ! 第二章 登場人物紹介
2016年08月02日 (火) 00:44
【ステファン・ハウスドルフ】
 エンディアンネス魔法学園始まって以来、希代の落第生と称させる5回生。
 眉目秀麗、文武両道。通常では測れない才能を持つ。魔法の才能は未知数。
 周囲の人物から一目置かれ、ザルガラからも危険視されている。


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【エンクレイデル・カトプトリカ・エウクレイデス】
 エウクレイデス王国の現国王。
 建国以来続いた始祖系の王朝の血が絶え、内戦を得て10年前に据えられた傍系王族。元は大きな所領を持つ大貴族。公爵であり、侯爵であり、伯爵であり、ついには王を冠することなった経緯を持つ。
 当初からの領地と王領を得たため、勢力は国内最大。しかしながら反発も多く、所領全部に手が回らない状況が続いている。
 政務には精力的だが、実務は現場に任せる主義。
 12歳になる一人娘がいるが、身体が弱いため人前に出さない。(第2章時)

【ア・フモセ】
 アザナの付き人。ソーハ家の使用人。
 幼少期からアザナに魔法と、図形の書き方を叩きこまれ、仕方なく魔法の才能を伸ばしてきた苦労人。
 アザナの暴走を、ある程度制御できる数少ない人物。
 同じ取り巻きであるヴァリエと仲が良いが、時々セクハラをされる。


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【ヴァリエ・ラ・カヴァリエール】
 アザナの取り巻きの1人。
 王都騎士団の大隊長を父に持つ少女。
 古くからの軍系貴族の末裔で、子供ながら彼女自身の戦闘能力も高い。
 三つ編みで大人しい顔と温和な性格。というのに似合わず、格闘に長けている。
 取り巻きの中では、もっともアザナに積極的。
 聖痕(スティグマ)という古い魔法付与が、体中にあるため普段は露出を控えている。
 
【エイドルド・ルジャンドル】
 アリアンマリの祖父。子爵。
 エウクレイデス王国の官僚を纏める中央官。(中国の中書令と日本の官房長官を混ぜた役職のイメージ)
 婿養子であるアリアンマリの父にまだ家督は譲っていないが、政務には付かせている。
 孫娘であるアリアンマリを溺愛して、時々公私混同してしまうが基本的に優秀な老官僚。
 たぶんこの時代で一番の苦労人。


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【ヘリウスコー・ゴ・アンズランブロクール】
 イシャンの父。侯爵。
 古くからの軍系貴族の重鎮。でもパンツ勲章。
 ワイバーン、グリフォンなどの魔獣を含む機動軍などを統括する大軍団長。なぜかパンツに勲章。
 恰幅の良い男性で、軍人然としてないように見えるが、威厳は本物。なのにパンツ一丁。
 魔獣に刻印を打ち、制御する独式魔法を際限なく使える王国軍パン一……ではなく随一の将軍。
 これは古来種たちから与えられた特殊な能力と思われる。パン一の話ではなく、魔獣制御の事。
 座右の銘「人間、パンツ一枚あればいい」

【ニーモニック】
 ペランドーの父。
 腕のいい鍛冶屋。厳つい顔に似合わず、おしゃべり。
 息子ペランドーを持ちあげるため、相対的にザルガラを美化し脚色して噂を広める犯人2号。(1号はカタラン卿)

【タルピー】
 炎の上位精霊。イフリータ。
 1万年以上前に、仕事で度重なるミスをしたため、古来種によって剣の中に封印。そのまま忘れられて置き去りにされた。そこを古来種の力を得たザルガラに助けられ、友人となる。
 計算が苦手。1万年も封印されていたため、常識などがズレている。
 高次元の存在であるため、ダイアレンズなどがないと普段は見えないし触れられない。
 普段は手のひらサイズの女の子。本気を出すと美しく若い女性の姿になる。ただしその姿は非常に熱いので、普通は近寄ることもできない。
 放っておくと踊り出す。


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