「山下とペンネのクリームグラタン」講評。
2015年02月05日 (木) 18:30
山本正純です。

本日2回目の活動報告。

前回の活動報告にて、名前OSさんのコンテストの結果発表を行いました。

今回は受賞者にんじんさんの許可を受けたので、受賞作品「山下とペンネのクリームグラタン」の講評を公開します。

ネタバレが含まれているため、まずは受賞作品を読んでから講評を読むことをオススメします。


山下とペンネのクリームグラタン












それでは受賞作品『山下とペンネのクリームグラタン』の講評です。


「地上をエビが歩いたら」というテーマで学生が議論するというコメディ。
ボケ役の山下とツッコミ役の俺の会話のテンポが良いと思いました。
作品の印象は、計算要素がないコメディでしょうか。
コメディは何も考えずに頭を真っ白にしても楽しめるジャンルだと思います。

「計算要素がない」と言ったのは、文章から「作者が計算でコメディを書いている」と感じなかったからです。

僕自身は「いかにして王道を外すのか」や「いかにしてブレーキを壊して読者を笑わせるか」などを計算しながらコメディパートを書いているので、日常の一場面を切り取ったリアルな友達同士の会話によるコメディは新鮮でした。

この作品のような平和でほのぼのとした世界観は憧れます。
コメディを書くときは是非参考にしたいと思いました。
オチは自然と笑みがこぼれました。
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