- 無駄な主語
- 【Lucky Devil !!】の投稿済み分を読み返して、ふと気づいた。
やたら、「ホッパー」という名前が出てくるなぁと。
主人公だからあたりまえかもしれないが、それにしてもホッパー、ホッパー、ホッパー。
どうやら、「〈人名〉は」という主語を多用してしまっているようだ。
『ついてない悪魔 1』はさっさと修正してしまったので、『ついてない悪魔 2』で、地の文における「ホッパーは」の記述回数を数えてみた。
1話分の文字数:5575文字(余白を含まない)
「ホッパーは」の記述回数:35回
原稿用紙でいうと14枚弱。
その中に「ホッパーは」という言葉が35回。
すなわち、1枚に2.5回。
……多い?そんなでもない?
そこで、たまたま近くにあった小説【お行儀の悪い神々】(マリー・フィリップス著/早川書房)を開いた。
ロンドンで貧乏生活するオリュンポスの神々の話、という、カルファーレの好きなパターン(あらすじはどうでもよくて)。
その1話部分は「三人称で、登場人物(主語の対象になりえる存在)は1~2人」と、条件が示し合わせたかのようにぴったりだったので、比較してみた。
文字数:約5985文字(1ページ855文字(余白含む)×7ページ)
「アルテミスは」の記述回数:18回
ああ、ね。
35回は多いかもしれない。
っていうか多い。
もちろん【お行儀の悪い神々】のほうは文字数が正確ではないし、場面の条件にもよるけれども、それらを考慮しても差は歴然だ。
『ついてない悪魔 2』は、ほぼホッパーの独り舞台だから、そんなにホッパーホッパー言わなくても、主語が誰だかわかるはず。
そう思って修正をかけてみると――
35回 → 19回
半減(笑)。
無駄なホッパーがログアウトした。
“視覚的な文章”を意識すると、「誰が何をした」という文は必然的に増える。
シナリオ技法で必ず会話文の前に名前が書かれるのと同じね。
けれども、小説として書くのであれば、やっぱりこれらの無駄は省かないといけない。
もう少し読み手さんを信用しなければ、「そんなにしつこく言わなくても、わかるってば」と言われてしまいそう。
かといって、省きすぎは混乱が生じるし、とりわけ会話文が続くと、誰の発言なのかがわからなくなる。
登場人物の一人称を変えるとか、口調や語尾に特徴をつけることによって会話を書き分ける新手もあるけど――
登場人物が“普通”の枠にはまってるからこそ“普通じゃない”部分が引き立つわけで(スーツ着てる人がロックンロールやってると萌えるやん)、【Lucky Devil !!】では難しい手段。
離れては読み返して、推敲で気付いていくしかないか;;
それにしても、今回はずいぶん推敲してから投稿したんだけどなー(・ω・`)
絵も、作品も、自分一人で欠点に気付いていくには時間がかかるのね。
灯台モトクラシーというやつは、なかなかに手ごわいと感じた。 - 2011年 06月11日 (土) 11時53分
コメント
こんにちはー^^
興味深い内容ですな(*´∀`*)
私も結構名前を主語にしてることが多いかもしれない。
でもやっぱり多用すると気になるから、推敲の段階でなるべく主語がなくても分かるように工夫したり、減らすように努力はしてるんだけど……難しいよね(;´Д`)
三人称にも種類があって、完全に神の視点で書いてあるものと、誰か一人の登場人物の視点にカメラを固定して書いてあるものとあるよね。
私は後者の書き方をしてるから、カメラになってるキャラの主観が入るんだけど、そうすると登場人物の名前以外にも“自分は”とか、主語を置き換えることができるから、そういうので回避してるところもあったりします><
後者の書き方の場合、“三人称だからといって、あんまりカメラになる人をコロコロ変えない方がいい”っていうアドバイスをよく見かけるんだけど、それはやっぱり、主語を省略したときに、読者が誰の主観なのかわからなくなってしまうことを回避するためなんだよねー><
だから、ほとんどホッパーの主観でしか書かないなら、読者的には基本的にホッパーの視点なのが当たり前ってことになるから、結構省略しちゃっても気にならないかもしれないですね(*´∀`*)
私が気をつけるようにしてるのは、結局意味を汲むと「○○は××した」となるんだけど、それを倒置だったり、いつもと違った言い回しだったり、リズム感だったりで、なるべく単調なものにしないことかなあ。←でも結局それを考えるのが一番難しいんだけどね……
なので、推敲のときには言葉の順序を入れ替えてみたり、句読点の位置を変えたり、あれやこれやと切り貼りしながら何とかひねり出してます。
最近こうやって文章のことを考察してるような活動報告を見かけなかったので、すごく楽しかったです♪
改めて自分がどう書いてるのか、見直す機会にもなるね(*´∀`*)
長文失礼しましたー><
なんか読み返してみたら、全然ためになること書いてなかった;ごめん;;
興味深い内容ですな(*´∀`*)
私も結構名前を主語にしてることが多いかもしれない。
でもやっぱり多用すると気になるから、推敲の段階でなるべく主語がなくても分かるように工夫したり、減らすように努力はしてるんだけど……難しいよね(;´Д`)
三人称にも種類があって、完全に神の視点で書いてあるものと、誰か一人の登場人物の視点にカメラを固定して書いてあるものとあるよね。
私は後者の書き方をしてるから、カメラになってるキャラの主観が入るんだけど、そうすると登場人物の名前以外にも“自分は”とか、主語を置き換えることができるから、そういうので回避してるところもあったりします><
後者の書き方の場合、“三人称だからといって、あんまりカメラになる人をコロコロ変えない方がいい”っていうアドバイスをよく見かけるんだけど、それはやっぱり、主語を省略したときに、読者が誰の主観なのかわからなくなってしまうことを回避するためなんだよねー><
だから、ほとんどホッパーの主観でしか書かないなら、読者的には基本的にホッパーの視点なのが当たり前ってことになるから、結構省略しちゃっても気にならないかもしれないですね(*´∀`*)
私が気をつけるようにしてるのは、結局意味を汲むと「○○は××した」となるんだけど、それを倒置だったり、いつもと違った言い回しだったり、リズム感だったりで、なるべく単調なものにしないことかなあ。←でも結局それを考えるのが一番難しいんだけどね……
なので、推敲のときには言葉の順序を入れ替えてみたり、句読点の位置を変えたり、あれやこれやと切り貼りしながら何とかひねり出してます。
最近こうやって文章のことを考察してるような活動報告を見かけなかったので、すごく楽しかったです♪
改めて自分がどう書いてるのか、見直す機会にもなるね(*´∀`*)
長文失礼しましたー><
なんか読み返してみたら、全然ためになること書いてなかった;ごめん;;
投稿者:タチバナ ナツメ
[ 2011年 06月11日 (土) 15時41分 ]
ちはちはー^^
さすがナツメさん、文章にこだわりを持ってらっしゃるから、きっと目を留めてくれると思ってた♪
というか、何気に“主語ばっかどうしよSOS”放ってたのに気付いてくれた?(笑)
作品と向き合うのは楽しいですよね(*´v`)
ストーリーやキャラクターに目が行きがちだけど、やっぱり文章って大切だわ。
と、自分の未熟さを感じます(・ε・`)
神の視点って、Mick絶対に無理やわ;;
結局誰かがカメラ持っていっちゃって、途中でのっとられるから(笑)
ということでMickも後者かな^^
たまにホッパー主観なのに客観的表現使っちゃうけど……。
そうか、「自分」は使えるね。
Mickは「俺」を使って、ホッパーの独白状態にしています。
これは、見る人が見たら一人称と三人称の混同なんだろうなーとか思いながら。
でも海外作品には結構多いのよね、そしてMickはそんな作品に憧れています(どうでもいい情報)。
せやな、ホッパー主観が主になってくるなら、もっと思い切って削ってみようかな^^
けど面倒くさいのは行動描写で、なんかこう、キャラクター動かしたいのよね;;
Mickの憧れの小説家さんは、行動や音の表現が、本当に目に浮かぶくらい的確で細かいんです。
それを、何の技術もないままに真似しようとするから、どうしても「ホッパーは」が増えちゃうんだろうねー。
そうか、倒置法!もっと使ってみよう☆
ストーリーやキャラクターばっか見てないで、もっと言葉で遊ばんと(*´ω`)
いやいや、とってもためになったでー♪
「自分で推敲して気付いていく」のは時間がかかるけど、こうして周りの人に助けてもらうことによって、その時間は大幅に短縮されると思う^^
目からウロコもいっぱいさ☆
どうもありがとー!
長文返しごめん(笑)