2013年03月20日 (水) 15:29
変な展開になってしまいました。
ぶっちゃけ読み飛ばしてほしいレベルです。
書き始めた当初の予定ですと、転移によりリーリャは死亡する予定でした。
アイシャは王竜王国の片隅でスリとしてなんとか生き延びており、主人公は最初アイシャをアイシャだとわからないけど、彼女の持ったリーリャの形見である御神体を見て自分の妹だと気付く予定でした。
主人公に助けられた彼女はパウロの手先によってミリシオンに届けられ、父親と再会。
そこでノルンと一緒に育ち、色々あって学園編で再会して、生前の母が散々言っていた自分の兄が尊敬する人だと知る、という流れでした。
で、シーローン王国では今回と似たような感じで捕まり、今回の話と似たような感じで第三王子に気に入られて釈放、パックスとはNTRについて一晩熱く語り合う事で親睦を深め、ぜひともうちの国で働いてくれという願いを振りきって出国。
第三王子の方はその後、自らの意志で留学を決意、学園編で再会する事になる、という流れでした。
実にスムーズな流れです。
でもこの先の展開を考えると、少々困った事になると気づきました。
まず、リーリャが死ぬのはまずい。
家族の死というものは、もっと後でやってもらわないと困る。
親しい人物が死ぬのは、物語的にもっと劇的であってもらわないと困る。
かといって、生きているリーリャがパウロに連絡を取らない理由がない。
道中にいたにして、捜索団に接触できないわけがない。
当初は、すでにパウロに助けられているという設定にしようかと思いました。
しかしこれは、パウロとの仲直りを演出するため、断念。
ならば盗賊に捕まって慰み者になっていて、傍にいた元冒険者の子と励まし合ってなんとか生きている、という設定にしようと思いました。
場所は王竜王国の炭鉱ですね。人神に言われて行きます。
けど、そういう展開のはイヤという声が多かったので断念。
作者とってリーリャは汚れ役なのでどこの誰に何されようとも構わないのですが、絶対にやめてくださいねとわざわざメッセージを送ってくる方もいたのでやめておきました。
この設定の場合、一緒に捕まっているヴェラシェラの二人がルイジェルドにポッてなります。
また、正直冒険が長くなりすぎた、というのがあります。
当初の予定では4章以降は各地2話構成のダイジェストで進む予定でした。
3章の最後の話みたいな文体ですね。
大森林で捕まる、助けられる。
パウロと出会う、仲直りする。
アイシャ見つける、助ける。
リーリャ見つける、助ける。
ロキシーに手紙出す、ロキシーいなくて一騒動。
故郷帰ってくる、色々あって色々ある。
で、全12話か14話で4章が終了。
5章から学園編へ。という感じで。
長くなるならそれでいいんじゃないの、という意見があると思います。
そうですね、私もそう思います。
エリスがいなければ。
そうです、旅の間はヒロインが一人という状況なんです。
シルフィとは学園編の最初の2年間で仲良くなります。
2年間というと、つまり2章分です。
そんで3章目でイチャイチャラブってもらうつもりです。
まぁ、この小説の場合はニチャニチャラブる感じになるんですが。
それは置いておきましょう。
ロキシーはその後ですが、彼女はすでに主人公からの好感度がMAXなので問題ありません。
で、シルフィとイチャイチャするのに、
エリスとあまり長い事イチャイチャされるのは困るんです。
2章分で追いつけなくなるんです。主人公からの好感度が。
なら、もう6章で旅を終わらせてしまおうと考えました。
しかし、今更ダイジェストにするわけにもいかず。
また、まだアイシャリーリャシーローンと三つのイベントが残っているという状況。
よし、じゃあ三つを全て解決する方法を考えよう。
という感じにブレまくった結果。
アイシャリーリャはパックスに身柄を拘束されている事にしました、パックスはバカなので情報をロキシーだけに伝えようとしているという設定になりました。NTRはなし。
かなり無理のある設定です。
誰に言われんでもわかっています。
こんなの絶対おかしいに決まってるんです。
ともあれ、これでパックスと仲良くなる話は消滅。
王竜王国の炭鉱で王竜と戦う話も消滅。
アイシャが主人公に助けられた恩を幼い身体で返そうとする話も消滅。
おかしなものだけが残りました。
もし書きなおすとしたら、アイシャはスリに、リーリャは炭鉱夫の性奴隷に、パックスとは仲良くなって一緒にNTRを語る仲に、という形になりますね。
そんな感じです。
本当はもっと色々あるんですが、大まかに話すとこんな感じです。
変なものを書いてしまって本当に申し訳ありません。
今回の件で反省したので、ゼニスの時は当初の予定通り話を進めます。
まあ、そこまで書けるかわかりませんが。
そこそこキツイ話になる予定です。
本当に申し訳ありません。