読書傾向バトン

2016年 09月05日 (月) 22:13

井川林檎さんにバトンのご指名をいただきました!

読書傾向について答える内容、ということで、楽しく回答させていただきました~。


1.記憶にある中で一番最初に読んだ本は?

記憶……幼少期の記憶なんて本当に断片的で……はてさて、どれが一番古い記憶だろう。
幼稚園で毎月貰ってた中綴じ絵本のどれか……「ぐりとぐら」とか安野光雅の「ふしぎなえ」とかそんなあたりかな……。でも、私、子供の頃から筋金入りのぼっち党インドア派だったので、たぶん絵本を貰うよりも先に幼稚園で何か読んでたはず……全然覚えてませんが……。


2.一番最初に図書館で借りた本は?

小学校の図書室で、児童向けホームズ全集。でも、どれから読んだのかはさっぱり覚えていません。中学生になってあらためて新潮文庫で正典を買った時は、キッチリと刊行順に「緋色の研究」から読みましたが。
ホームズを読み終えたあとは、当然のようにルブランのルパン全集に手を伸ばしたんですが、「813の謎」「奇厳城」と、あと「黄金三角」ぐらいまで読んだところで「怪盗対名探偵」を読んでしまって……読んでしまって……、それから今まで一冊もルブランの本を読まずにいるというね……。
当時、私はたぶん小学三年生だったと思うんだけど、「他人(ドイル)の作ったキャラクターをこんなふうに扱うルブランはひどい! あんまりだ!」って思った記憶がはっきりと残っています……。(末恐ろしい、というか、あれか、三つ子の魂ってやつか、そうか)


3.好きなジャンルは?(読むとき)

圧倒的にミステリ。

小学生の時にルブランを途中で挫折したあとは、「こちらマガーク探偵団」や、ポプラ社の江戸川乱歩全集をありったけ読みました。
本をたくさん読んでると自慢していたっぽい一人の男子が、やたら貸し出し冊数を張り合ってきてたので、あとから考えれば、たぶんその男子と貸し出し冊数学年一の座を競うかたちになってたんじゃないかな……ぼっち党インドア派だったので、まったく状況がわかりませんでしたが。
で、中学生になって、美術部の先輩(私は諸般の事情で軟式テニス部だったのですが、「本当は美術部に入りたかった」って愚痴ってたら、気の毒に思って色々構ってくださってた)に「そして誰もいなくなった」を貸してもらったのをきっかけにクリスティに嵌まって、マザーグースもの→トミーとタペンス→ミス・マープル→ポワロ、とひたすら読み続けました。
ちなみに、何故その先輩が本を貸してくれたのかというと、「美術部で読書感想の同人誌作るから原稿書いて!」ということだったのでした……三つ子の魂アレ。

さて、バトンを回してくださったのが、同じくミステリ好きな井川さんなので、心置きなく詳しく書いていきますね!!(鼻息荒く

クリスティと同時進行でクイーンも読みました。「~の悲劇」シリーズや国名シリーズは全部押さえたかな。クリスティのほうが文章というかノリが好みだったので、クイーンは全著作の半分も読んでいないような気がします。というのも、その頃には小説以外に「名作ミステリ」を紹介したガイドブックみたいなのも読むようになったので、作者読みするよりも、より狙いを絞って好みの本を探す方向にシフトしていったからなのでした。
で、やはり一番の基本はホームズ、ということで、いわゆる「ホームズのライバル達」に食指を伸ばして、「隅の老人」「思考機械」「ソーンダイク博士」の各々の事件簿、「ブラウン神父」シリーズ、「黄色い部屋の謎」、「赤い館の秘密」(なんでか、この二冊は一瞬タイトルが混ざりそうになるんですよね。「黄色い館、違う、黄色い部屋の秘密、違う」みたいに)、「赤毛のレドメイン家」、「黒後家蜘蛛の会」、って、創元推理文庫ばっかりw

そろそろいい加減にしないとキリが無い、ということに気がついてきました。なので、もう少しだけ、駆足で。

高校生になってもミステリばっかり読んでいました。名作古典ミステリと謂われるものはざっと押さえてしまってたので、比較的新しい、修道士カドフェルシリーズとか、ミセス・メルヴィルシリーズとか、マーサ・グライムズのパブシリーズとか、アーロン・エルキンズの骨シリーズとか。
で、以前に読書バトンにも記したように、一人の友人が「騙されたと思って読んでみ」と問答無用に貸してくれたのが、綾辻行人「十角館の殺人」。日本のミステリは、図書室の乱歩読破後に家にあった松本清張を読んで以来、自分には鬼門だと思っていたので(そりゃあ、「点と線」や「ゼロの焦点」を楽しめる小学生ってなかなかいないと思うよ……)、本当におそるおそるページをめくって……、あのどんでん返しに心を射抜かれました! 貸してくれた友人には何度感謝しても感謝し足りません。ありがとうB! 愛してる!
で、新本格にもだだ嵌まり、特に好きなのが綾辻行人、森博嗣、京極夏彦。同時にいわゆる社会派以外の国産ミステリにも目を向け、横溝正史、高木彬光、島田荘司、笠井潔、とにかく暇さえあれば読みまくりました。NO BOOKS, NO LIFE !


4.好きなジャンルは?(書くとき)

どちらかと言えばファンタジー。

ファンタジーの好きなところは、世界の理から自分で作り上げることができる、って点でしょうか。あとは、文字だからこそ書き表せる世界。魔術の描写とか超燃える!
こんだけミステリ読んでりゃミステリ書くだろ、とお思いでしょうが、「謎《ミステリー》」を考えるだけのアタマがないため、「ミステリ的な何か」がせいぜいというありさまです。
そんなわけで、ファンタジーを書いても、恋愛ものを書いても、ミステリ的なアレコレがチラチラする中途半端な人間なのでした。はははは。


5.読みたいのにどうしても、読めなかった本は?

ホームズの原書を買ったはいいが、本棚の飾りになっているのはご愛敬☆
(とにかく英語が足を引っ張っていた、受験時の思い出……)


6.積ん読は何冊ある?

30冊ぐらいありそう……ですね……(本棚の一角から目を逸らしつつ)
本との出会いは一期一会。作者に対するせめてもの応援に、と思って、買うだけは買うんですが、色々取り紛れてしまって……orz


7.本屋に立ち寄る頻度は?

ここ数年は、一週間に一度あるかないか、というぐらいに減りました。実家にいた頃は、帰宅途中に必ず本屋によって文庫本を一冊買っていたものです。で、帰りの電車と、帰宅してからと、次の日の行きの電車の中で読み切ってしまって、また帰りしなに本屋に寄って、の繰り返し。田舎住まいだったので、大学にも勤め先にも片道に一時間半もかかったもので……。


8.本屋で衝動買いした最高冊数は?

常に金欠で喘いでいたため、衝動買いはしないように頑張っていました!(えっへん
衝動買い関係なくて最高冊数というなら、10冊ぐらい?


9.本屋に就職したい?

学生時分は、本屋に就職って考えたこともなかったです。何故だろう……。
今は……、本を扱う仕事って楽しそう、と思う反面、腰をいわしそうでアカン、って思います……。


10.バトン指名したい人をあげてください。

読書話をお聞きしたい方は何人もいらっしゃるのですが、皆さん色々とお忙しそうだし、この記事を読まれないかもしれないので、いつもどおりにここにバトンを転がしておくことにします……そーれ、コロコロ……。


井川さん、楽しいバトンをありがとうございました!!

    * * *

バトンの内容は以下のとおりです。

1.記憶にある中で一番最初に読んだ本は?
2.一番最初に図書館で借りた本は?
3.好きなジャンルは?(読むとき)
4.好きなジャンルは?(書くとき)
5.読みたいのにどうしても、読めなかった本は?
6.積ん読は何冊ある?
7.本屋に立ち寄る頻度は?
8.本屋で衝動買いした最高冊数は?
9.本屋に就職したい?
10.バトン指名したい人をあげてください。

    * * *

あ、それと、上のほうにもチラッと出てきた「読書バトン」ですが、
【読書バトン】リンク集というものもありましてね。
良かったら、そちらも是非!
誰かの読書話を読むの、大好きなので!

コメント

井川さんいらっしゃいませ!
楽しいバトン、ありがとうございました。一晩経って、「ちょっと調子に乗り過ぎた……orz」と思うぐらいに、暑苦しく語ってしまいました。

でも、井川さんがミステリ話を楽しんでくださったのなら、悔いはありません! ていうか、書いてよかったw

時計館も名作ですよね! あのトリックは鳥肌が立ちました! 十角館で心臓を射抜かれて、時計館で鷲掴みにされた感があります……。

そして、原書……! お読みになったのですね! すごい……!
ああ、でも、そんな井川さんでもドイルは難しいでしたか……。やはり書かれた時代の違いは大きいんでしょうね……。

「読書バトン」は、時間に余裕がある時にでも、ぜひv

読書談義、楽しいですよね。重ね重ね、素敵なバトンをありがとうございました!
GB(那識あきら)  [ 2016/09/08 00:06 ]
早速のバトン、ありがとうございます。
そしてお疲れさまでした♡

ミステリの件、とても興味深く拝見しました。
そうそう、わかるわかる……と(笑)

ホームズやルパンは、やはりわたしも読みました。
懐かしい……!

綾辻行人、十角館の殺人は名作ですよね。
わたしは時計館から入ったのですが、衝撃を受けてしまい、それ以降、綾辻ワールドのとりこになりました。
話がずれますが、谷山浩子好きも綾辻さんから始まったことです(誰も聞いていないw)。

積ん読、そうそう、原書は買ってしまうんですがなかなか(笑)
クリスティのは比較的読みやすい英語だと思うのです。
原書ならば、「ナイルに死す」をまず読み、次は「アクロイド殺し」を読みましたが、日本語訳を知っているせいか、すらすらいけました。

コナン・ドイルは読めなかった!
古い英語なんでしょうか、本当に訳が分からなかったです。
単にわたしの英語力がなかっただけなのかもしれませんけれど(笑)
積ん読→諦めてブックオフ のルートを辿りました。

素敵なバトン解答、ありがとうございました!
拝見して楽しかったです♪


りんご
井川林檎  [ 2016/09/06 20:48 ]
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