書籍感想受付
2016年03月22日 (火) 21:14
 こんばんは。

 本日は編集さんと打ち合わせでした。
「一番早いところで今日の夕方、明日くらいから早売りが始まるかもしれません」と言われたので、感想受付のコーナーを作っておきます。

 これまでと同じようにネタバレを防ぐため、こちらで「本好きの下剋上」六巻の感想を受け付けます。
 他の巻を同時に購入してくださった方や電子書籍を購入してくださった方が書籍の感想を述べてくださる分には全く問題ありません。

 ただ、感想欄でのネタバレはご遠慮くださいませ。
 
(追記)
 正式な発売日はまだですが、緊急で重版が決定しました。
 皆様のおかげですね。
 ありがとうございます。
コメント全78件
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はにやえ
2016年03月25日 03:15
本好き新刊買いに本屋に向かうのはワクワクします。によつくのを押さえきれたかどうか…。

表紙の散らばるトランプが思ったよりも薄くて、こりゃ揃えるの大変だったんではとか思ったり。
楽譜が全部記号なのも面白いです。和楽器楽譜みたいで全然読めません。靴は服に合わせた布でしょうか。

貴族と平民の不憫代表の活躍っぷりが凄い今回でしたが、中のカラーイラストを開かずめくって真っ先に「馬っ!カッコイイ〜!」と思ってしまいました。騎乗者見ようよ私…。
今回の記念SSで祈年式に初めて出かけるレティーツィアと書籍のマイン対比も下地がエーレン平民だとやはり違うなぁと。

あ、落ちる前に誤字?報告です。32ページのフリーダのセリフで「マイン、次の絵本はそれぞれの季節の眷属」について詳しく…

余分なところに」があるので、間に合うようでしたら除去お願いいたします。
外面ちゃん
2016年03月24日 23:52
とうとう紙の書籍を購入してしまいました。
本棚に空きスペースがないので、「本好き」は電子書籍を購入していたのですが、もはや電子書籍が出るまで待てなくなってしまいました。
一気に既刊全てを大人買い。

(ノ゜ο゜)ノ オオオオォォォォォォ-。分厚いぃぃ~~。

ああ、でもやっぱり紙の本はイイですねぇ。(´▽`)
挿絵もよいわー。

あ、ジル様の絵を見て思ったこと「ふむふむ、これを子どもサイズにして金髪にしたらヴィルなのね。想像しやすいわぁw」
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本編は土日の楽しみに取って置いて、とりあえずダームエルだけ読みました。
神官長室で、執務を手伝ってたのはそういう訳だったんですね。

しかし、この時点で既に別れの女神に気に入られていたのね |* ̄ー ̄|
香月 美夜
2016年03月24日 23:47
 表紙はいつも結構細かいところまで描いてくださっているな、という印象です。
 楽譜は記号オンリーです。音符ではありません。音符ならマインが読めますから。
 小聖杯の光が緑なのは、祈念式で聖杯に魔力を注いだ時に緑に光る液体が流れるところから描いてくださっていると思います。
 髪飾りに違和感があると言われても、表紙は本文に関係なく、あくまでもイメージなのです。私もそこまで細かく指定はしません。色のバランスもありますから、基本はお任せです。
 今回の表紙は冬から春をイメージしてくださったそうです。垂れ下がる赤い布や背景のタイルっぽい模様は冬の奉納式で若草色の衣装が春の祈念式。両方を繋ぐのが小聖杯だそうです。


 今回はヨハンがかなり大きな仕事をしていますからね。出てくる回数は多いですが、「頑張れ」と応援したくなる感じでしょう?

 マインがばかわいいと言うのには同意します。今回は色々な表情があって、可愛いですよね。
「ぷひっ」と鳴かされているぐるぐる目のマインがお気に入りです。

 ダームエルは地味目。まさに私の注文通りですね。穏やかそうな好青年だけれど、どこなくいじめられっ子というか、真面目ゆえにいじられる雰囲気。濃いキャラと並ぶと埋没する感じというリクエストに見事お応えくださっていると思います。

 ジル様もイメージのど真ん中です。中身小学生で大人げないけど、キリッとした顔もできるという注文でした。戦闘シーンのカッコよさに私が驚きました。(笑)
 ガキ大将という雰囲気がよく出ていると思います。
 山賊の若頭という感想に吹きました。

 神官長の糸目は私も笑いました。
 今回のカラーは神官長がドドーンと大きくメインで立っています。カラーで前に出てきたのは初めてなので、ちょっと感慨深い感じでした。
 カラーの神官長が持っているのは小聖杯です。大きいのは御想像通り優勝トロフィーみたいな感じです。
 冬籠りで神殿にいたので、神官長の出番が多いのは仕方がないですね。色々な表情の神官長が見られて楽しかったです。

 エーファ母さん、美人さんですよね?
 髪を下ろすとすごく可愛い感じで、私も目を引かれました。

 今回はロジーナの誕生祝もあるので、ギルはモノクロに二つ出番があるのです。ギルが可愛くて、私も和みました。

 地図も楽しんでいただけたようで一安心です。頑張った甲斐がありました。
 初心者でも使えるgimpマニュアルと睨めっこしながら描きました。ものすごく時間がかかりましたよ。
 あぁ、そうです。旧ザウスガースは旧ベルケシュトックと同じように政変で取り潰された土地です。
 ユルゲンシュミット全体の地図もこういう感じで良いならばありますけれど、清書の時間が取れるかどうか……。
 さすがに川、街道、山、森、特殊スポットまでつける気力も時間も技術もありません。これ以上は勘弁してください。
 ハッセの位置は直轄地の星マークの右に少し移動したところです。東門から出て歩いて半日くらい。ベンノさんが工房を作ったのは西の川を越えてすぐにある町です。
 青と赤の区分は、昔のエーレンフェストの直轄地と旧アイゼンライヒの者が多い昔からのギーベの土地で色分けがされていました。実はアーレンスバッハは特に関係がありません。あの頃はまだアーレンスバッハはそこまで脅威でも何でもなかったですし。
 ロウィンワルト伯爵の娘がギーベ・ライゼガングの第一夫人なので、そちらで何かあったのでしょう。
 クラッセンブルクと境界は接していますが、実は境界門が封鎖されています。ハルデンツェルに春が来るのが遅かったように、アイゼンライヒから分割された土地は春を呼ぶ儀式を知らないギーベが統治することになったため、春が来るのがものすごく遅いのです。おまけに、鉱山やそこの住人のごたごたがあったので、昔のアウブ同士によって封鎖されました。これまでは全く困らなかったけれど、取引を多めにしたいアウブ・クラッセンブルクは封鎖を解きたいと考えています。まず道を作るところから始めなければならないレベルですけれど。

 プロローグはカルステッドのちょっと悲しい家での扱いや長い付き合いがある彼から見た神官長を書いてみました。ネタバレにならない範囲というのがちょっと難しかったですね。(笑)

 エピローグはデリアの日常ですが、かなりイイ感じに締められたと思っています。
 いけずですか?(笑)
 ガマガエルの気持ち悪さがにじみ出てくれているようで何よりですね。
 加筆したので、イェニーは七巻でもちょっとだけ名前が出てきます。お楽しみに。

 書き下ろしは初めてのダームエル視点でしたね。
 以前に質問があった「ダームエルの卒業時はエスコートをどうしたのだろう?」という疑問にお答えしてみました。お相手はフレーベルタークの下級貴族のお嬢さんでした。
 そうです。ヴァルゲールはホワイトアスパラガスがモデルです。
 ダームエルが不憫で購入者が増えるとは……。(驚)
 えーと、結納金で全額貯金が消えたわけではありません。残っていた分はトロンベの罰金で消えた(足りなくて兄に借金)のです。ついでに、見習いの給料に落とされたので、返済目途が立たなかっただけです。まぁ、不憫なことに何の変わりもありませんけれど。
 これが文よりの騎士の始まりです。

 ヨハンの短編は閑話を基に、時間軸を変更し、マインが立ち入れないところを書き加えてみました。下町の情報もマインはよく知らないので、本編では出せないのですよね。
 楽しんでいただけたようで嬉しいです。


 そして、誤字脱字報告ありがとうございます。
 今朝までにいただいた分はTOブックス様に報告し、二刷に反映していただけることになりました。
遊海 実
2016年03月24日 23:32
今日新宿で買ってきました。

プロローグでカルステッド、エピでデリア、閑話でダームエル視点とヨハンの周りの様子が見れて楽しかったけど、
私が一番興味深かったのは地図でした。

辺境と言うからユルゲンシュミットの北東の端にあり、その北にあるハルデンツェルより北はシベリアみたいに誰も住めない土地が広がっていると思っていたのに、クラッセンブルグと境界接していたんですか?

クラッセンブルグってどれだけ寒いんでしょう?
祈念式の春呼びの儀式を教えてあげたら、どれだけ感謝されるんでしょう?
さすがは元大領地。
辺境と言っても場所的には中央からそんなに遠くないのかな?
ユルゲンシュミットの地図が公開される日が楽しみになってきましたよ。

25日公開のSSも楽しみにしています。
お忙しいでしょうから春休みで英気を養って下さい。
いわ
2016年03月24日 22:46
本日購入しました。
やはり添付の地図が興味深かったです。いや本当に丸いんですね。国境線。

ダームエル視点のお話がいいですね。彼の側から見るマインや神殿の様子が改めて面白かったです。マインの異質さもよくわかりました。
ダームエルの文官仕事にきちんと給料がでているのも感心しました。フェルディナンド様がアーレンに移動した後は、彼に騎士としての給料に文官分の給料が上澄みされているのかどうかがちょっと気になります。
今回ガレットの名前もわかったので、おお、と思いました。

閑話ですが、ヨハンの閑話が最後に回されてしまったので、通して読むと不自然さはないのですが、金属活字の部のあのグーテンベルグ!への盛り上がりが少し足りなくなったかな、という印象でした。ちょっとあっさりめですね。

あと例のガマガエル伯爵の気配がしてきたラストですが、ガマガエルさんの気持ち悪さがより浮き彫りにされてきた気がします。特に彼につながる最初の台詞が「子供が好き」だったためよけい。身食いを着けるとつけないとでも大違い。
今回もとても楽しませていただきました。
次巻も楽しみにお待ちしています。
ぬまかなえ
2016年03月24日 22:09
本日購入できました。
本屋にいた、先客が分厚い本を抱えており、見ると買う予定の本!
「同士がいる」とわくわくしました。本好きは本好きをよぶのでしょうか
残念ながらローゼマインのように暴走はできず、話かけはできませんでしたが
グーテンベルクの称号
このころのローゼマインは本当に幸せでありつつ、辛そうです。
次の2部完結も楽しみです
太郎
2016年03月24日 21:47
記念式のときの赤と青で色分けされた地図の意味
ロウィンワルト伯爵は、エーレンフェストの上級貴族で北西のギーべなのに、
なぜ南門に用があったのか?(#8 紙、入手不可能)

いつの日か明かされることを期待しています(⌒-⌒)
じえい
2016年03月24日 21:33
6巻発売おめでとうございます。

ぱっと見、赤の印象が強い表紙を見て、「あ、冬っぽい」と感じ、我ながら本好き世界の色彩感に染まってる…と思いました(笑)

初のダームエル視点楽しかったです。
これがローゼマイン護衛騎士名物?「文よりの騎士」の始まりかぁ、とか、他領の婚約者の存在とか、カルガモ親子状態の二人とか、色々とニヤッとしました。
ダームエルは自分が思う以上にフェルディナンド様に気に入られてるんだろうなと、思うと、御愁傷様です、って言いたくなり(笑)
ダームエルの元婚約者は、交流が推奨されていたアーレンスバッハの貴族だったのでしょうか?
(本編には出ないでしょうが、ふと疑問に思っただけです)

ひとまずイラストと書き下ろしを読み、本編は週末にじっくり楽しみたいと思います。
(7巻の発売予定ページを見て、既にうるっときました。で、次巻は絶対泣くな、と悟りました(笑))
kain
2016年03月24日 20:44
 6巻の出版おめでとうございます!

表紙 ー 背景が赤いとマインが色っぽく見えます

カラーイラスト ー ジル様若!!

地図 ー 素晴らしい出来過ぎて、数十分見ながら色々と妄想していました。ただハッセの位置が気になります。隣町のベンノさんの製紙工房とかも。

目次 ー 印刷「教会」で吹きましたw いかにもマインが居る感じです。

43ページのマインが可愛い!ベンノさんの左手も含めてw


夢の世界とヨハンの試験の順序が逆になりましたが、まったく違和感が無く、スンナリ読めました。
最後にグーテンベルクの 、あの言葉で締められたのもカッコ良かったです。

ダームエル視点 ー そうですか~。他領のお嬢さんと結納まで交わしていたのですねぇ~
もしかして ユーゲライゼはメスティオノーラとドレッファングーアと親友なのでしょうかw

デリアがシッカリと諜報活動していたのですね!潔く連座を覚悟したのに納得いきました。

 今までの既刊と較べても、一冊の本として完成度が高いと思います。
いつも素敵な作品を有難うございます!
新島 隆治
2016年03月24日 01:31
23日の夕方、打ち合わせの間に新宿で買ってきました。
エーレンフェスト領内の地図も素晴らしいです。制作に時間がかかるのは分かりますが、3~5部までの領地内の位置関係が良く分かりますので、いずれ貴族院の話に進んだ時にも(大雑把で良いので)位置関係の分かる地図付きになってくれると嬉しいです。
第二部完結は次巻まで持ち越しでしたね。ディルクの件とかガマガエル伯爵との対決とか後始末まで入れると結構ありますもんね……。挿絵もマインの百面相とか(グルグル目のマインとか)フェルディナンド様の真剣&お茶目な表情とか、出番が(カラー含めて3回だけど)多かったダームエルとか楽しめました。書かれてる内容は不憫そのものですがw
エピローグのデリアとイェニー(前神殿長失脚時に処分された巫女の一人?)の会話は不穏でしたが、「文官寄りの武官」ダームエルの起源のような書き下ろしも面白く読めました。本編もウェブ版との細かな差異が読み返しの時に二度楽しめそうです。

他の方も指摘されていますが、襲撃時のフェルディナンド様(神官長)の指示に対する地の文で「ジルヴェスターに言われた通り」と発言者が変更になったための齟齬が生じていました(「神殿の巫女見習いⅢ」243ページ、本編第二部148話「撃退」)。

それと、目次の「印刷教会」が本文中の副題では「印刷協会」となっています(こちらが正しいはず)。今はいちいち写植なんてやってないと思いますが、目次ページのデザイン時の誤変換・チェックミスかと思われます。