時には龍の話を

2017年 02月27日 (月) 00:43

先週、今週と二週に渡って放送されたアニメ『龍の歯医者』。
いろんな意味で話題作だっただけに、言及された方がいらっしゃらなかった(あくまで私の周りに限ってですが)のは意外なように思います。
個人的には原作・脚本が舞城王太郎ということで見逃せなかった。

率直に言えば少し尺が足りなかった気はする。以前に『ハーモニー』を観たときにも感じたことですが、現実世界と隔たりのあるSFやファンタジー作品だとどうしても世界設定の描写に追われてしまいます。しかしそこをなおざりにしてしまっては物語に説得力を欠いてしまいかねない。舵取り難しいね。
今回だと前編と後編にそれぞれ5分ずつ足せればなあ、とつい思ってしまう。
でも終わり方は好きだ。賛否両論ありそうなオデッサの階段的シーン、私としてはありです。

そんなわけで『龍の歯医者』について軽く触れてみました。
他のモンスター話題作『騎士団長殺し』についてはまたいずれどなたかが熱く語ってくれるものと期待しております。
ちなみに『コインロッカー・ベイビーズ』はいつ映画化されるの?(村上違い)

コメント

オスカるさん、コメントありがとうございます。返信が遅れて申し訳ない。

村上春樹作品が発売される、その話題が出るたび思うのですがそもそも社会現象になるタイプの小説だろうかと。相当に読み手を選ぶはずなんですよね。
逆に言えば、エンタメ系でなくともあれほどの最大瞬間風速を叩き出せるってことになりますが。
とりあえず私は文庫になってからです。『1Q84』も未読ですし。
遊佐東吾  [ 2017/03/05 22:49 ]
騎士団長殺しは手に取る気にならないです。
でも、君の名も膵臓も、最近ようやく読んで良かったなぁと思えたので、団長もいずれは読むかもしれません。
いや、でもなぁ。
殺しってストレートに書いてあると、ミステリ調なのかと勘ぐって手が止まってしまいます。
ミステリは、現代舞台が好きなんですよねぇ。
オスカる  [ 2017/02/28 22:45 ]
呑竜さん、コメントありがとうございます。
夢の途中で無理やり起こされた、とはナイス言い回しですな。

付け加えると竜宮の存在意義とか唐突な親不知とか、いろいろ出てきますよね。
個人的に最も引っかかった部分は、龍の歯医者という集団そのものだったような気がしてきました。何となくわかるような、でも靄がかかっていてつかみきれないような。

雰囲気を楽しめってタイプの作品ならそれでもかまわないのですが、志向していたのは重量級エンタテイメントとしてのファンタジーアニメだったはずですし。
行動理念をすんなり飲み込めたのってモブ軍人たちだけかもしれない。
とりあえず柴名姉さんはツッコミどころ満載でした。それでも好きだけど。
遊佐東吾  [ 2017/02/27 16:46 ]
譜楽士さん、再度のコメントありがとうございます。

できるだけマイルドな言い方で済ませるつもりでしたが、トークが展開してしまったらしゃあないですね。端的に言えば「箱庭感があった」というのが私の見解です。
非常に魅力的でスケールの大きなな物語世界なのに、いくつかの描写を省いた(意図してか尺の都合で泣く泣くかはわかりませんが)ことで書き割りっぽさが出てしまったように思えるのです。そうなってくると、その世界で生きているキャラクターたちに共感しづらくなってくるんですよね。

ただあとほんの少しシーンを足せば解決するポイントだと考えますので、ソフト化された際に描写が追加されたならまた違った感想を抱くでしょう。
たぶん5分も必要ないはず。
遊佐東吾  [ 2017/02/27 16:29 ]
あびすけさん、コメントありがとうございます。

『コインロッカー・ベイビーズ』が映画化されるという話は以前にあったんですよ。
でも全然詳細を覚えてねえな、と調べてみたところ、アメリカでの企画でおまけに2005年。もはや一昔前の出来事です。
『愛と幻想のファシズム』よりはまだ可能性があると思うんですが。
遊佐東吾  [ 2017/02/27 16:09 ]
見ましたぜ(=゜ω゜)ノ

ううむ、なんかすげえモヤモヤします|д゜)夢の途中で無理やり起こされたような……。
解決されてない謎がたくさんある(不死身の人の思惑とか、金髪の少年とか)のに、無理やり解決したことにされたような……。
考察して楽しめってことなのか、それとも今後、続きが語られるのか。
それまでちょっと、評価は保留ですかね。
呑竜  [ 2017/02/27 15:06 ]
あ、野暮かもしれませんがコメントを。

後編だけでも特に「何のこっちゃ」とはなりませんでした。「なんとなく分かった。で、どうなるの?」って感じで。
世界観はやってるとキリがないので、描写で察してくださいでああなったんだと思います。
あとはキャラクターの行動に重点を置いて、視聴者を引き込んでいくつもりだったんじゃないかー、と。

まあ、一緒に見てたウチの父は龍の歯医者も、その後の精霊の守り人も「何だかよくわかんねえ」だったみたいですが^^;
そういう構成とかから見てしまうのは、どうしても私らみたいな作り手側の人間なのかなと。

世代や受け取り方は人によりますので、あの豪華スタッフキャストにしてみれば、「とにかくスゲエものを示すだけ」で十分だったのかなと思います。
父も「なんだかよく分からないけど最後まで見ちゃった」と言ってましたので(笑)。
譜楽士  [ 2017/02/27 11:18 ]
コインロッカーベイビーズは映像化難しそうですね。個人的には半島を出よを映像化してもらいたいですが、どちらにしろ村上龍の作品のあの熱量と混沌を映像に落とし込むってのはなかなかキツそうです。
あびすけ  [ 2017/02/27 10:52 ]
譜楽士さん、コメントありがとうございます。
後編だけだと「何のこっちゃ」ってならなかったですか?

舞城さんはドライブ感溢れる語り口を武器にしてミステリ~純文学あたりを主戦場にされている方なので、原作というか原案でファンタジーアニメにがっつり関わるのはまるで異種格闘技っぽかったんですよね。すげえ人選です。

続きは……さすがに難しそう。同一世界観での別のお話ならどうにかなるかも、とちょっとだけ期待しています。この顔触れを今回だけで終わらせるのはもったいない。
遊佐東吾  [ 2017/02/27 07:35 ]
須方さん、コメントありがとうございます。

申し訳ないが笑わせていただきました。BSでの放送前後も何やら関連特別番組をやってたみたいですねー。
17話ってどのへんだろう、と思って公式サイトをのぞいてみたら宗谷名人と島田八段の対局のところじゃないですか! これは痛恨。
遊佐東吾  [ 2017/02/27 07:15 ]
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