2017年06月11日 (日) 12:13
最近報告事項が多くてお騒がせしております。
でも叫ばせてください!!
皆さま!!
「夜伽の国の月光姫」と「無欲の聖女」のコラボ小説が!!
投稿開始さーれーまーしーたーよーーー!!!!!
http://ncode.syosetu.com/n8648ea/
無欲の読者でこの名作を知らない方なんていらっしゃらないとは思いますが、念のため。
「夜伽の国の月光姫」は、まるでダメな中年オヤジが、外見(だけは)儚げ美幼女に転生してしまい、おっぱいにハアハアしているうちに色々勘違いされまくり、うっかり栄華を極めたり人を救ったり世界を救ったりしてしまう物語です。
そう。
何を隠そう、無欲の聖女は、この月光姫に大いに影響を受けて書きはじめた作品です。
思い返せばあれは2年ほど前。
読み専だった私が今となってはなにをどう検索したのかもわからぬままかの作品に出会い、何気なく読みはじめ、第1話で全身の嗜好の秘孔を強打されてのたうち回ったあの夏の日。
ブックマーク機能なんてものすら知らずに、毎日毎日毎日毎日閲覧履歴をブラウザ更新しまくって投稿を追いかけ(怖いよ)、しかしながら出会いが遅かったのであっさり最終話にたどり着いてしまい、真っ白に燃え尽きたあの夏の日。
※当時は第2部が無かったのです。
最終話だと…?
いや、たしかにめっちゃ綺麗に終わってるんだけど、完結を見守った満足感もあるんだけど、え、ちょっと待って、私これからどう過ごしていけばいいの?作者さまは私を殺すの?
故郷を焼き払われて呆然と立ち尽くすみたいな感じで過ごすこと数ヶ月。
何度も何度も読み返して、それでももはやこの先は続かないのだと土にめり込み、でもすぐ起き上がってセレネさんをニマニマと読んでまた土にめり込み、というのを繰り返すうちに、ふと頭をもたげた考えがありました。
こんなに好みどストライクな話と出会うことなんて、もうきっとない。
待ってても永遠に出会えない。
なら…自分が書いちゃえばいいんじゃないか?
そんな無謀、かつ飛躍した考えのもと書きはじめ、恐る恐る、初めてなろうさんに投稿したのが、無欲の聖女でした。
リスペクトはしても、盗作はいかん。
そんな自戒を胸に、なるべくかの名作に似過ぎてしまわないよう努力したつもりでしたが、結果としてはやはり、無欲は月光姫の亜種、みたいな印象を持たれる読者さまも多いと思います。
それはひとえに私の力不足で、指摘されるたびに土にめり込むしかないのですが、でも1人でも「月光姫みたいな作品が増えて嬉しいよ」と言ってくださる方がいたならば、私は本当に嬉しいです。
と、そんなわけで、私は私で(これだけ憧れていたにもかかわらず)青野先生にノー許可ノー告知で無欲を投稿していたわけですが、ある時(しかも結構初期)、青野先生が無欲の感想欄にご降臨するという想定不能な奇跡が発生。
それを機に少しずつ交流をし、とうとうこのたび、先生がコラボ小説を書いてくださる運びとなりました。奇跡か。いや奇跡だよ。
かつては作者と読者だった二人が、やがて作者同士になり、しかも作者仲間にまでなる。
そんなことが起こるのは、なろうさんならではというか、アメリカンドリームならぬ、なろうさんドリームですね。
とそんなわけで、青野先生と私の間には並々ならぬ存在の格差と意識格差があり、図で示すと
青野先生←←←(尊敬してます大好き!)←←←中村
というわかりやすすぎる一方通行であります。
なので、私が感想欄で感想など書こうとした日には、迸る思いが長編小説並みの字数となり、その暑苦しさたるやあたかもATフィールドのように他の読者さまを弾き飛ばしてしまうものと推察します。
よって、この活動報告欄を場外感想欄とし、一時的にコラボ小説の感想を叫ぶものとさせていただきました。
前置きが長すぎる。
で、ようやく感想なんですが、
もう、アレですよね。
カ オ ス !!!(語彙力)
美しすぎるセレネさん、そしてそれを容赦なくこき下ろす地の文が堪りません。
コラボ作者特権で、私はかなり先の方まで読ませていただいているのですが、これがすごいんですよ、どんどん加速していくんですよ。
レオと出会ってからなんていうのが、いやもうほんとに素晴らヒドい(褒め言葉)。
なにがヒドいって、中身ただの変態と守銭奴がわあわあやっているだけなのに、外面上は実に麗しくて、しかもそれでまったく問題ない感じなのが本当にヒドい(褒め言葉)。
完結するころには笑いでお腹がよじれて、お腹のシェイプアップが完了ですよ。ありがたい!
かつ、月光姫ファンには絶対に見逃せない、とある展開が用意されているので、もう本当に、ご期待くださいとしか。
これからしばらく、正午になったら即座にアクセス。お昼ご飯食べてる場合じゃないですよ、即座にSafariをオープン、ブラウザ更新。
さあさ、皆さまご一緒に。お隣いかがです?はいお茶どうぞ。一緒に読みましょう!!
自分の作品・世界観を、読者の立場で読めるって本当に幸せです。
皆さまと同じ場所からドキをムネムネさせる日々が、少しでも長く続くことを、今から祈ってやみません。
というわけで、読みましょう、ともに!
※暑苦しくてすみません。マナー違反なら即座に消すので、そっと教えてください…
似て非なる、と言っていただけると、実はとっても嬉しかったりします。
そっか、ちゃんと似てるんだ…(きゅん)、でもちゃんと違うんだ…(きゅんっ)みたいな…。
コラボですが、セレネさんを私が書くのは恐れ多いような気がしていて、実はあまり考えておりません。というのも、青野先生の書いたレオですら、感想欄で原作との乖離を指摘されていたりして(私、事前にチェックさせてもらってたはずなのに…!w)、私がセレネさんを書こうものなら、その百倍激しいことが起こるんだろうな、みたいなこう…怯えがですね…。
チキンですみません。