「魔女先輩を紹介します FR-12 ゆびさきでふれて」終了

2017年 04月22日 (土) 00:31

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お疲れ様でした。尖央大学に隠された秘密、そして奇縁の物語はここで一旦幕でございます。
いきなりの時代劇で何事かという感じだったかもしれませんが、こういうお話でしたとさ、ということで。
尖央大学のヌシであるフミと、その因縁の相手カゲミツの再会でした。

さて、あんまり解説しちゃうのは無粋かなぁ、とも思うのですが・・・

「結局、フミは書の姫だったの?」
作者として名言はしません。
ただ、何らかの形で『書の姫』が残っているのなら、カゲミツの戦いは終わらなくなってしまうのですよ。
事実として書の姫は死んでいるのだから、フミはそのように伝えました。
カゲミツが自身にかけた呪いを解いてあげること。それはフミにしかできないことだったのですね。

「戦国武将は源氏物語を読んでたの?」
そりゃ、もう。
だって上洛、京都を目指そうとしているんですよ? 修学旅行前日の中学生みたいなもんですよ。
「俺、源氏物語とか読んじゃったもんね。もう京都通って感じ? むしろ京都人?」
「うっわー、ずっりー、俺も俺も」
・・・割と本当にこんなノリだった模様です。

源氏物語からの引用部分について。

『すずめの子を犬君が逃がしつる』
「若紫」より。教科書とかにもでてくる有名な一説です。古文の授業で良くお目にかかるかと。
犬君は犬じゃなくて小姓です。これも良く言われますね。
雀を捕まえただけで世話をしようとしないので、小姓が勝手に逃がしてしまった、というくだり。
そこまで判っていると、カゲミツと書の姫の境遇になぞらえてちょっとニヤリとできます。

『いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらいたまひけるなかに』
「桐壷」より。あまりに有名な源氏物語の出足。暗記させられた人とかもいるかもしれません。
内容はカゲミツが解説している通り、なんだか目立ってる女がいた、という程度のもの。
出自は大したことはないが、素晴らしい美貌を持った女性とか。こんなベタな設定が平安時代からあったんですね。

『変はらせたまふ御ありさまならば、かかる浅茅が原を移ろひたまはでははべりなむや』
「蓬生」より。末摘花とかかなりマイナーなヒロインの話。
都落ちしていて久しぶりに訪れてきた光の君に、荒れ果てた邸内の様子を侍女が語る場面。
「変わってしまうような人ならば、このようなひどい場所にそのまま住んでいたりなんかしませんよ」くらいかな。
書の姫が晩年の自分の身の上をはかなんで思い浮かべた一節となります。

『ありしながらのわが身ならばと、取り返すものならねど』
「空蝉」より。あれですね、光の君に最後まで屈しなかった人です。一説では紫式部の投影ではないかと。
夫について都から離れていく空蝉が、光の君とやり取りをしながら思いを馳せるシーン。
「まだ娘の時代、結婚する前だったらと、取り返しのつかないことを考えて」という感じでしょうか。
書の姫の、カゲミツに対する気持ちを表しています。

四件と少なめでしたが、地味にややこしいのでこれ以上は無理かなぁ、と。本当はもうちょっとあったんですけどね。
源氏物語自体はまあ、今読めばひどい内容ですよ(笑)。
でもこれは女性が自分の意志では色々とままならなかった時代に、そこを渡り歩いていく男性たちに夢を見ていた頃の文学なのです。
そう考えて読んでみると、なんだか悲しいなぁ、という気持ちにもなってきますし。
書の姫が気に入ってしまうことも理解できるのではないかなぁ、とは思います。

なお、ハーレムものとしては秀逸な模様(笑)。
これ多分、ちょっといじれば今でもいけまっせ。どこかのパープルさんは携帯小説で失敗してましたけど、リファインする価値は大いにあるかと。

あ、榊田君と宮屋敷先輩とか。
シキちゃんの新形態とか。
そっちの話もするべきか。

ソードシルエットは、かなり初期から考えていたものです。何処でだすのか、ずーっと悩んでおりました。
FF15のイメージがあるかもしれませんが、どちらかと言えばソードビットかな。しかも形状に合わせて攻撃スタイルも変わるとか、チートもいいところ。
一対一の戦いなら、もうシキちゃん負ける気がしません。
今までのものはフェザーシルエットです。なお、他にあと一種類形態があるのですが、こちらはまだ当分でてこないかな・・・

スタティックディスチャージャーは、実在のものは「放電索」とだけ呼ばれます。
航空機に取り付けられているんですね。なので、宮屋敷先輩が使っていたものとは大きく異なります。
というか、今回初めて魔法使いらしいことをした気がしますね。
「直接攻撃だけが魔法使いではないのだよ」
はいはい、そういうことにしておきましょう。

最後は榊田君が、ぐいっと自分からアプローチして終了しました。良い感じでリア充。
今回はフミをだすことが第一義的でして、他には細々とちりばめている内容となっております。
完結かぁ、と作者的には段々と感無量になってきました。いやいや、やることはまだ全然一杯残ってるんですけどね。

さて、次回はいよいよ1クールのラスト。
学園祭話となる予定なのですが、果たして・・・?
みんな忘れているあの人が登場。名前だけしかでていないし、でたのは相当昔だし。
そういう意味では間違いなく意表を突いているはず!?

それでは、また。

コメント

っていうか覚えてないでしょう。作者もそんな名前出してたなぁ状態なので(笑)。

高機動、接近戦とくればあと一つは決まっています。っていうかシキちゃんすっかりガンダム・・・

じわりじわりと完結に向けた内容が入り込んできます。次回はかなり色々と開示する見込み?
NES  [ 2017/04/22 00:46 ]
お疲れ様です。
誰ですかね?

ソード形態!なら次は「ここは守りに徹する!」形態ですかね。
白河律  [ 2017/04/22 00:35 ]
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