進学校と言われる高校に、田舎から来た主人公、小泉広人(こいずみひろと)。自分はできる!と彼は思っていた。
しかし、高校で凡人と天才の差を初めて感じ、言いようのない敗北感に飲み込まれる。
だからこそ、他人を見下してしまう。というより、他人の見下せるところを探してしまう。劣等感を心の深層では感じているが、私は下でないと思おうとしてしまい、下を見ては安心してしまう。環境のせいにしてしまう。
そのまま、特に何かに努力を向けることなく、ただただ空っぽの日々を過ごしてしまう。
そんな彼は、仏のような男子、全国クラスの天才の男子、親の犬のような女子、何故か自分に関わろうとしてくる女子などとの交流により、変わるのか。
1年生時の回想をしながら、2年生を生きる予定です。
多視点で書く予定。
このお話はフィクションです