僕(作者)は高校時代という青春の時代をとある和太鼓部で過ごした。丁度その部活動は20代目という節目を迎えており、僕は20代目の大太鼓を務めていた。大太鼓のパートを務める人物は、初代から使われている撥(太鼓をたたく棒状の道具)を受け継ぐことになっているのだが、その撥にはべっとりと血痕が残り、初代の名前ががっつりと刻まれていた。僕は初代に思いを馳せ、小説という形でその物語を残そうと思う。
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Story
中学時代、ソフトテニスで栄光を納めた主人公:松井俊作(まつい しゅんさく)。
とあるトラブルをきっかけに聴力を失い、過去の栄光を失い、人との関わりを避けるようになっていた。そんな中、高校の入学式にて巨大な和太鼓を叩く巨体の女性:矢作優実(やはぎ ゆみ)の叩いた太鼓の音色に惹かれ…。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2017年02月27日
年の差 青春 和太鼓 大太鼓 高校生
読了時間:約5分(2,269文字)