産まれながらに死者と同じ世界を見ることのできる「死匠」である綱岐送汰は、その特性上死匠しか就職することのできない「供役所転生課」の職員となる。死者に次の世界を提供するという役目を負って仕事を始めた矢先、不審な死者・オルターを発見する。
オルターに会いに行く綱岐とその先輩・結後だったが、オルターは、都市伝説上の存在とされた、12の世界全ての人を食することで全世界に破滅をもたらすとされる「パラリート」に食された後だった。
結後は無事、オルターを食ったパラリートを退治したが、綱岐はそのパラリートに襲われ絶命してしまう。綱岐は、死亡から3ヶ月の間に転生しなければ魂ごと消滅してしまうというタイムリミットの中、自らの身体に霊として憑依し、供役所の仕事をする傍ら、パラリートとの戦いに挑むのであった。