高校生の最後の思い出作りにと山に登って初日の出を見に行こうとした高校3年生「神崎千翔(かんざきかずと)」は大晦日の夜に遭難し、世間では行方不明扱いになっていた。
そして意識がなくなり、目が覚めると、とある病院のベッドにいた。年が明けてしまい数日が経っていた。
「俺はあの日、助かったのか?」
高校の卒業式まで残り約3ヶ月。
進路も決まっており、あとは普通に高校生活を送るだけのはずだったが、クラスメイトが全員魔法使いになっていた!?
そして、魔法をなにひとつ使えない俺に宣告されたのは「留年」!!??
っていうか、俺の知ってるクラスメイトはどこに?
そもそもここは、俺がいた世界なのか……?
──ふふふ、神崎君。アナタにはここで死んでもらうわ。
お前は誰だ!!
そんな摩訶不思議な高校生最後の非日常を送る千翔の異世界(?)物語!
お前が……ウソだろ…………?
日常 青春 異能力バトル ラブコメ 近未来 人工知能
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