今日も、広場で歌を唄おう。もし幼い頃の夕焼けの日にあの人と出会って無ければ、今の自分は存在しなかったかもしれない。そんな一人の青年の話。

一度きりの人生で、少年はひたすら将来の夢を追い続けていた。絵描きになりたい。そんなある日、公園で絵を書いていた少女に忘れていた大切な事を教わった。

学校の帰り道、突如として赤髪の女に拳銃を向けられた男子高校生、工藤悠佑。ろくな理由も分からないまま逃走する羽目に。命からがら家に帰れば帰ったで、死神を名乗る好奇心旺盛な奴が部屋に現れてしまい…少しでも笑って頂ければ幸いです。

闇に生きる少年。生きる為には盗みを働くしか無かった。生きる意味なんて無かった。だが、ある出来事を通して少年の考えは変わって行く。

「一番大切なのは、友達や仲間を最後まで信じ抜いてあげる事」…それを貫く少女には、ある使命があった。普通の高校生と少女が出会った時、運命は静かに動き始める。

それは、気付かない内に拾っていたモノ。純粋で幼ない頃に、誰もが持っていた『好奇心』は、時として不思議を呼ぶ事もある！って感じの、妙な笑いあり、たまに感動あり……で送る冒険ファンタジー。