作品一覧全80件
代表作 連載 完結済 4エピソード
ミクロトームとは、最先端の診断技術。その最先端技術の組織診断現場に働く医師の夫と呼吸内科の女医の妻との多忙ながら幸せな毎日。そこに忍び寄る病魔。妻に辛く当たる義父。次第に追い詰められる二人。  妻はひたすら耐えることしかしらなかった。
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純文学[文芸]
最終更新日:2019年08月20日
和風 現代 日常 青春 悲恋 オフィスラブ ホームドラマ 読了時間:約26分(12,550文字)
連載 12エピソード
 高橋直哉が再び地上に出た時、そこは魔族が人類を家畜として支配する苛烈な世界だった。 はるかな昔の時代(つまり、現代)、大多数の先史人類は自由気ままに偶像(アイドル)や陰謀論に狂って雷同し、衆愚となって互いに主張し合い、その果てに殆どが滅びていった。この時、陰の存在だった魔族は偶像(アイドル)となって、衆愚に成り果てた人類を雷同させて導くようになった。  時は進み、魔族たちは地脈のネットワークを介して家畜人類から魔素を得ていた。魔族は同時に家畜人間たちの初子の少女を生贄としてルシファーに捧げる祭礼をおこない、家畜人間の従順さを確認していた。  直哉は、魔族の傲慢さと戦い、家畜人類の従順さに悩み、己の愚かさに絶望しつつ、真理をもとめつづけた。主張せずに問い続ける彼は、真理を内に保つことを追求した。また、その態度は、『呪縛司』即ち天使たちの大軍を召喚する力に発展していく。  他方、魔王ラーメックも、彼らを陰で操る大魔ルシファーも、愚かで主張しない直哉を、彼らの真の敵であるとは認識していなかった。  時を経て、彼らの戦いは新たな段階に入った。直哉は救い出した娘たちを匿いつつ、魔族社会での活動を強めた。ただ、それは、求愛する多数の娘達が絶えず彼に襲いかかる事態をもたらした。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年05月19日
読了時間:約210分(104,542文字)
連載 完結済 34エピソード
正義の追求の先に真理がないことを悟るまでの、ヒーローの右葉曲折。  明晰な頭脳と豊富な知識を基に平和維持に奔走した外務次官高橋直哉は、むなしく帰国。その後、母国も協力を誓った友人の敵国も壊滅。地球文明が滅びようとしたとき、諦観した直哉と二歳上の継母智子は二人だけで眠りについた。  彼はタイムリープへと導かれる。頑固であった彼は、素直さを身に着けさせるために、頭の弱さと女性恐怖症を与えられた。  幼い日へと目覚めた彼は、共に過ごす智子に複雑な思いを持ちつつ成長。直哉を襲う大陸勢力のティーンとの戦いをへて、失敗した工作員たちが逃げ込んだ東亜異術学院への入学へと進む。そこは、魔術、仙術など異術と呼ばれた技能を目覚めさせる教育機関だった。  周囲の生徒たちは順調に成長。直哉は、女性恐怖と物覚えの悪さ、誤解をされやすい性格故に、様々に苦労を重ねる。例えば、入学時に初対面の女子生徒と夫婦寮に閉じ込められたり、女子生徒たちに追い詰められたり。直哉は、特に智子の激しい感情に触れたときに、隠された強大な能力の片鱗を見せた。  他方、世界は、大陸勢力が支配を拡大しつつあった。直哉は学院の授業としてフィールドワークを課され、智子や仲間とともに謎の地脈を調査しに出かけた。地脈の先には、謎の魔族が支配する魔素集めのための地下迷宮だった。彼らは地下迷宮を壊滅させたが、地上は遥かに速く時がたち、学院に戻るとそこは廃墟だった。  直哉の実家は健在だったが、実家の周囲や世界各地では扇動に雷同する人間たちが多量に発生した。彼らは慈愛の民を襲い、民主主義を破壊し、直哉の父までも襲った。雷同する人々の背後には大陸勢力があった。  三十歳を数えた彼は魔法使いとなった。彼は智子たちとともに大陸勢力の支配地域へ。直哉がそこに見たものは、魔素を集める地脈、魔族に支配される人類だった。魔族とは、人間たちの苦しみや感情、生命のすべてを魔素として吸収する別の種族。人類は短い言葉に雷同して動く愚かな知能、烏合の衆として、魔族の餌食になった。しかし、直哉は魔族に見向きもされない愚か者だった。  戦いはついに大陸勢力の中心ウラジモスクに至り、呪縛司の支援を得て勝利し、魔族も壊滅。が、戦いの末に直哉は智子を失い、真理を悟ることもなく、地下迷宮に閉じ込められてしまった。全ては、セラフ智子の宿敵、大魔ルシファーの思惑通りだった。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2025年01月27日
GOマンガ原作者大賞 BK小説大賞 HJ大賞6 ネトコン13 春チャレンジ2025 男主人公 現代 未来 魔法 冒険 青春 超能力 伝奇 ディストピア 読了時間:約494分(246,915文字)
連載 1エピソード
本文  マンションや戸建てが整然と並ぶベッドタウン。その駅から通りを少し歩いて数分のところに、この小さな御堂がある。  日曜日であれば、朝と夕方のミサに神様のマナを求めて老若男女が集う。祈りのリフレインに讃美歌、そして厳かな秘跡。そして祝祷を受けた兄弟姉妹たちは各々の家へ向かう。  けれども、平日ともなれば、早朝のミサを除けばほとんど人のおとずれない静かなたたずまいに戻る。  そこを訪れる、様々な者たちとその物語
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純文学[文芸]
最終更新日:2024年11月14日
読了時間:約5分(2,147文字)
短編
ナメクジレベルの男がふと見上げた先輩女生徒。片想いを経て彼の心に宿るは、ただ幸せを祈る姿勢と孤独。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2024年11月05日
秋の歴史2024 男主人公 学園 平成 青春 読了時間:約1分(248文字)
短編
男の困難な生活の歌と告白
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純文学[文芸]
最終更新日:2024年10月02日
ギャグ ほのぼの 男主人公 和風 近代 私小説 読了時間:約1分(396文字)
短編
天は召された猫と主人の話
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純文学[文芸]
最終更新日:2024年09月18日
読了時間:約1分(250文字)
短編
片方の足を失い もう片方も動くのは足首のみ それでも歩める たとえおそくても 必ず希望に至る 弱者の歌
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純文学[文芸]
最終更新日:2024年09月16日
シリアス 現代 日常 私小説 読了時間:約1分(364文字)
連載 完結済 22エピソード
 アララトの地には、啓典の民に属する様々な主旨を有する民たちが集まった。彼らが慕うのは、物静かな神職(アミール)を務める絵里(エリ)。そこに、幼い佐美(サミ)が預けられた。幼いながら、彼女は絵里(エリ)の後を受け継いだ。  絵里(エリ)の死とともに、預言の通りにユーフラテスなどの川が全て干上がると、神殿の丘とその周囲とに分かれた戦いが、世界大戦となった。佐美は烏たちとともに旅をはじめた。それは、ラプチュアによって残りの民たちを集めるための旅だった。  地球が異界となった後、佐美の作り上げた隠れ里に、マリ、ジャスミン、ケンの三人が来た。彼らは外の世界へ、預言に記された「証人」として派遣された。  In the land of Ararat, people of various backgrounds who belonged to the People of the Book gathered together. The person they admire is Eli, a quiet priest (Amir). Young Sami was left there. Although she was young, she took over from Eli.  With Eli's death, the Euphrates and other rivers all dried up as predicted, and the battle between the Temple Mount and its surrounding areas became a world war. Sami began her journey with the crows. It was a journey to gather the remaining people through Rapture.  After Earth became a different world, Mari, Jasmine, and Ken came to the hidden village created by Sami. They were sent to the outside world as "witnesses" written in the prophecy.
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2024年03月31日
BK小説大賞 HJ大賞6 ネトコン13 集英社小説大賞6 シリアス 女主人公 西洋 未来 ハッピーエンド 青春 伝奇 IF戦記 異能力バトル 近未来 ディストピア 読了時間:約325分(162,252文字)
短編
孤独となった初老の男。彼は何処かで聞いたらしい古アパートに来た。そこには、別れたはずのあの淑女がいた。
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年03月27日
古典恋愛 伝奇 私小説 怪談 読了時間:約4分(1,727文字)