作品一覧全33件
連載 3エピソード
《空想配達便》それは、検索サイトにその名を打ち込むと、強く願った人のもとにだけ現れる、謎の配達サービス。 届くのは、あなたがもう一度だけ見たい“空想”。 家族、友人、恋人、過去の自分。 言えなかったこと。伝えられなかった想い。 空想のなかで、あなたの「もう一度」がそっと届けられる。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2025年07月15日
ネトコン13 空想配達便 現代ファンタジー 再会 もしも 読了時間:約7分(3,387文字)
短編
上京して3年ぶりに帰省した主人公を待っていたのは、親友・空の訃報だった。 残されたスマホケースと一枚の廃線切符に導かれ、主人公は思い出の駅を歩く。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2025年07月15日
現代 親友との別れ 読了時間:約3分(1,456文字)
短編
最近、僕はいつも同じ夢を見る。 幼い自分にそっくりな少年と、赤いリボンをつけた黒猫と、くちなし通りを歩く夢。 でも、ある日その夢から彼らが消えた。 眠れなくなった夜、僕は現実のくちなし通りで、彼らに出会ってしまう。
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純文学[文芸]
最終更新日:2025年07月13日
現代ファンタジー くちなし 黒猫 少年と青年 読了時間:約3分(1,368文字)
短編
雨が降るたび、俺はお前を思い出す。 教室で、傘の中で、窓ガラスの向こうで、お前の姿を追ってしまう。交わるはずのなかった2人の距離が、ある雨の日、傘の下で静かに縮まっていく。
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現実世界[恋愛] ボーイズラブ
最終更新日:2025年07月09日
青春 ハッピーエンド 読了時間:約6分(2,592文字)
短編
大人になることを、誰が教えてくれたのだろう。 誰かの真似をして、無理に笑って、消耗していく身体と心。 川辺で見つけたチョウサギのことを、いまでも思い出す。
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詩[その他]
最終更新日:2025年07月04日
現代詩 大人になる チョウサギ 読了時間:約1分(368文字)
短編
雨が降る前にだけ現れ、ブラックコーヒーを注文するお客様。 その奇妙な習慣の理由を、マスターは知らなかった。
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純文学[文芸]
最終更新日:2025年07月03日
SF 喫茶店 切ない 雨 読了時間:約4分(1,812文字)
短編
雨が止んだら、出そうと思っていた手紙がある。 あの人に、何年も出せずにいた手紙。 出会いと別れ、年賀状と沈黙、そして今も胸の奥に残る「出せなかった気持ち」。 雨の中で揺れながらも、それでも心は、いつかの晴れ間を待っている。
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純文学[文芸]
最終更新日:2025年07月02日
現代 切ない 手紙 雨 一人称 日常 ノスタルジー 読了時間:約3分(1,087文字)
短編
博物館で夜間警備員として働く「俺」は、ある日、標本室から不思議な囁き声を耳にする。 それは空耳でも、夢でもなかった。 夜な夜な語らい、笑い、泣く標本たち。彼らは自分たちの運命を静かに受け入れながらも、ほんの少し外の世界を夢見ていた――。 眠らない標本室で、俺は今日も彼らの声に耳を傾ける。
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純文学[文芸]
最終更新日:2025年06月30日
現代 博物館 警備員 不思議 読了時間:約3分(1,370文字)
短編
通勤時間を持て余していた主人公は、同僚からAIが詩を作ってくれるアプリを紹介される。 毎日ひとつずつ詩を生成しながら、仕事や人生への小さな叫びや祈りを込めて過ごしていく中で、アプリの配信終了が告げられる。 最後に生成された詩を胸に、主人公は思う。 「詩って、こんなにも自由で、優しくて、楽しいんだ」 これは、AIがくれた、最後の贈りものの物語。
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純文学[文芸]
最終更新日:2025年06月26日
現代 AI 女主人公 日常 詩 読了時間:約7分(3,104文字)
短編
フリーズドライした野菜が腐っている。 台所でこっそり始まる、季節と感情の“うにゃうにゃ”共鳴。 飽きて、空いて、そして秋。 やる気の抜け殻たちが、台所で静かに揺れながら、意味のない共鳴を繰り返す。 そんな詩です。うにゃうにゃ。
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詩[その他]
最終更新日:2025年06月24日
詩 不思議 秋の気配 擬音語 うにゃうにゃ 読了時間:約1分(457文字)
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