俺は、とある女にとんでもない提案を受ける。それが、ただのきっかけに過ぎないことも知らぬまま。

　エルステイン王国にあるユートリアス学園に在籍する『落ちこぼれ』と呼ばれる少年。ニック・ハーヴァンス16歳。下位魔術でさえろくに使えない。 　そんなニックが友達であるリナ・フロースと共に上位魔術である『使い魔召喚』をしようとする。 　しかし、突如として現れた黒い竜が街を破壊しニックは、それを止めようとするが落ちこぼれのニックが止められる訳も無く逆に殺されそうになる。 　それを黒い鎧を着た銀髪の謎の男が、助けてくれたのだが……。 　ニックと突如現れた銀髪の男により運命の歯車が今、動き出す。

　一週間前。突如として現れた『奴ら』から俺たちは逃げていた。十四人という人数をあいつが束ねていた。 　だが今日、仲間が死んだ。 　そして、その死んだ仲間は、あいつだったのだ。

　俺が恋をしたのは、小さくて愛らしい猫のような女の子。入学式に俺は、そんな彼女に一目惚れした。

高校2年の柳千景は、とある理由により何度も告白を繰り返していた。 そんなある日、千景はある女の子と出会う。その女の子は千景が昔付き合っていて、そして、死んだはずの彼女の姿をしていたのだ…！ 次の日。千景のクラスに転校してきたのは同姓同名の女の子！ 千景はその日女の子のある秘密を知る。それから、千景の日常は非日常となった…。