28歳独身で社会人の駿河瞬は、毎日毎日残業で会社に遅くまで残るのが当たり前、さらに休日も出勤とプライベートが皆無な日々を過ごしていた。
そんなある日の会社帰りの際に、日々の疲れがピークに達したのか急に倒れてしまい、救急車に運ばれ、入院することに。
「残した仕事を早くやらないと」と急いで会社に復帰するが、自分の仕事は他の人がやったと言われ、駿河は拍子抜けしてしまう。そんな時、東京に単身赴任していた以前の上司が戻ってきて、体調を気遣ったのか「いいとこに連れてってやるよ」と言われ、定時後に電車でその「いいとこ」に行くことに。「スナックかキャバクラだろうな」と思っていた駿河だが、たどり着いたのは意外なところで...。