作品一覧全6件
連載 完結済 29エピソード
【祝!完結!】 元オタクの陶磁 文也は平凡な高校生。 椎倉 時雨というS級美少女が転校してくると、三次元に興味のなかった文也でさえ、その美貌に一目惚れしてしまう。 ところが転校生の美少女は、何故か俺以外の人に嫌われていた—— 文也は平凡な日々を享受し、脇役で居続けることを受け入れていたが、本当は主人公になることに憧れていた。彼女の唯一とも言える話し相手の文也はそれをきっかけにして、徐々に二人は同じ時を過ごしていく。 平凡な日常に降ってきたような甘い夢のような日々。しかし、それも当然のように長くは続かず…… 妹の理於。幼馴染の甘。 自分に親しくしてくれていた彼女達さえ、彼女を淘汰しようとする。 やがて追い込まれて行き着く先は、二人だけの空間。時雨と文也は疲労困憊。 二人きりになってようやく語られる、彼女の過去。 土砂降りの中、誰もいない部屋でつい彼女と目が合ってしまう。 心臓が跳ねる。そうして文也は彼女を——殺してしまう。 「ごめんね、陶磁君」 文也は手を真っ赤に染めながら、これまでを憂いた。 ——俺は、主人公じゃなかったんだ 「忘れない」 ——— 【完結済み】 おかげさまで完結しました!!! 本作を読んでいただき、ありがとうございます。 エピローグを含めて、完結となります。 これまで応援してくださった皆様、本当にありがとうございます!! もし少しでも心に響いた方は、コメントを残して頂けると、作者の今後の励みになりますので、一文でも構いません。どうぞよろしくお願いいたします! eLe
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現実世界[恋愛] 残酷な描写あり
最終更新日:2022年07月14日
悲恋 スクールラブ 日常 青春 ラブコメ ミステリー 美少女 学園 恋愛 妹 幼馴染 転校生 ローファンタジー 読了時間:約133分(66,463文字)
連載 1エピソード
主人公は平凡ながら天真爛漫でクラスの中心として過ごす女子高生 水面下でいじめがあるとかスクールカーストがあるとか、最近よくある陰湿な学校ではなく そういう意味では珍しく”平和”な高校で過ごす主人公は、来年に控えた進路のことになるといつもの明るい笑顔を曇らせてしまう 周りも幼馴染も、この平和に見える世界で当たり前に進路のことを、将来のことを考えていながらも 自分だけは「平和」でない世界を知っていて、それを記憶から消そうとしている時に世界が動き出す…
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2020年02月14日
日常 青春 異能力バトル 読了時間:約13分(6,255文字)
連載 1エピソード
後述--------
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2018年03月31日
日常 読了時間:約1分(269文字)
連載 5エピソード
新暦812年、世界に「神」が湧き出した。 突如現れた彼らは魂射撃手[ソウル・スナイパー]と呼ばれ、彼らによって世界戦争が激化していた。 魂を装填し、弾として打ち出す能力。世界の戦況は大きく変化した。 魂弾は一撃必殺、当たれば相手の精神を破壊し、ただの人形と化す。これまでの鉄で出来た長物とは全くの別物である。弾数半無限、射程距離も魂の強さに比例し、大陸の端から端まで撃ち抜ける者もザラにいた。 これまでは見える範囲にライフルを持ち込んで銃弾を撃ち込むか、衛星から長い時間を用いて照準を定め、ミサイルを撃ち込んでいた人間にとって、そのいいとこ取りを出来る超遠距離兵器の出現は世界を震えさせた。 そしてこれは「兵器」としてではなく、人間個体の「能力」として備わったものだ。生まれつき人間によって持つ、持たないが存在する。そして新暦780年前後までは都市伝説とされ、度々謎の突然死があると気にされていない程度だった。 だが新暦800年を皮切りに、世界はその存在から目を逸らすことを許されなかった。 その攻撃はどんなに硬い装甲でも防ぐことはできず、光速に近い速さで放たれる魂の弾は対人兵器としてだけではなく、人間が操作していれば対戦車にも、対戦闘機などの戦争兵器にも対応することができた。 そのためか、人間兵器として優秀な魂射撃手は地位も金も名誉も思うがままだった。 だが、瀕死の魂射撃手を捕らえ解剖してみても、人体に大きな違いは全くなかった。生まれながらの素質、どのようにして魂弾を撃ち出すかも、その人間が指で輪を作る事と同じように当たり前に出来ることで、説明はできなかった。 彼らはまごうことなき「神」だった。 だが彼らはその力を得ただけで、戦争を止める力はない。異端なる殺人の力で、戦争に手を貸すことを強いられた。 そんな歪んだ世界で、真に神になろうとする存在。 彼は、彼女は、彼らは、「戦争を終わらせるために能力を使う」と「戦争」をする。 これは魂を賭けて戦う、彼らの純然たる物語だ。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2018年03月13日
オリジナル戦記 IF戦記 ファンタジー 読了時間:約22分(10,795文字)
連載 2エピソード
椎名雪広は孤独だった。それでも、人間が好きだった。 自分が人間であるから、仕方なく人間として生きていた。 それくらい自分と世界との乖離を感じながら、人間を愛していた。 彼は義務教育から無機質であったものの、当たり前に人間らしい人間として友人を作り家族と過ごし、大学生になった。自分が人間であることは大前提ではなく、偶発的なものだと考えるようになったのは、大学に入ってからであった。自らが人間として存在している根拠は、説明の出来ぬ好奇心だった。1が1である根拠を求めるように、それが無意味であっても問いかけてみたいと本気で思った。 そうして振り返ってみると彼には、人間の人間らしいドラマがあった。 けれどそれは、人生にとってほんの一部でしかない。 人間としての感情を、感情のままに解き放つこと。 人を、愛するということ。 彼は紛れもなく、人間であった。 誰よりも人間らしくない彼が、恋をする。 それがまた、人間らしさというものであると知っていく。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2017年08月23日
悲恋 日常 私小説 読了時間:約23分(11,106文字)
短編
ヤマダという少年が夜明けの空に想う--- ※性交描写はありませんが想起させる単語や同性間の情事などが作中に登場します。苦手な方は閲覧をお控えください。
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2017年04月22日
日常 読了時間:約25分(12,087文字)