十五歳から二十五年間、国のために祈り続けた聖女テリーザは、四十歳になってその役目を引退する。その同じ年月を側で守り続けた年上の護衛騎士。引退する前日、これまでの思い出を語り合う――。　※5/11 番外編を短編置き場内に追加しました。

書きたいところだけを書いている短編置き場です。 現代、異世界、色々。ゆるい設定ばかりなので、どうぞゆるくお読みください。 ときどき短編で投稿したものの番外編もこちらに投稿しています。 ※一部、他サイトにも投稿しています。

『眠りの魔女』と呼ばれる不老不死の魔女と、そんな魔女に一目惚れした孤児のイーザク。 「大人になったら結婚してください」　 「おまえが大人になっても同じ心でいたらね」 子どもの頃から何度も求婚を繰り返し、成長して騎士となったイーザクはある日、眠りの魔女と呼ばれる理由を知ることとなる。それは、魔女とイーザクの長い別れの訪れだった――……。

ルームメイトが聖女として召喚されたので、代わりに魔術師がいた。そんな訳の分からない成り行きでルームシェアをすることになった主人公と、現代の食事やイベントを楽しむ魔術師の話。現代×ファンタジー。 ◆ 短編でばっさり省略した、魔術師が異文化交流している半年間を加えた連載版です。後半だけ少ししんみりとします。

桜が咲く廃屋で真面目過ぎる男が出会ったのは、桜の精の姉妹だった――。 華やかな都の端で華やかじゃない下級官吏が、桜の精の姉と良い感じになる平安風物語。※格好いいヒーローはいません。

タイトル通りです。 『なろうラジオ大賞』参加作です。

「むにゃむにゃ……もう腹一杯で食べきれないぜぇ……」 お気楽で幸せな寝言。 それが当たり前になることを願って、辺境の地に住むリザとロンは立ち向かう。　 『なろうラジオ大賞』参加作です。

女騎士のアマンダは城の菓子職人ロイが作るデザートが大好きでいつも食べていたら、ある日、ロイが衝撃の告白をしてきて――……。 ※短編置き場内に投稿していたものをまとめた為、一話と二話は同じ内容になります。

偽装結婚した夫婦に、パンツがもたらした離婚の危機――。 優秀な宰相補佐官の夫が、恋愛面ではポンコツになる話です。恰好良い男性はいません。　紫野いずみ様主催の「ヘタレヒーロー企画」に参加しています。

祖父は四十年前、晴れた空に雨が降った日、狐の嫁入りを見た――。 本編は孫と祖父と祖母の話。番外編以降は、祖父母の昭和新婚時代と、現代を交えたショートストーリーです。/ストックが切れたのでひとまず完結にしました。思いついたときに不定期投稿予定です（7/21）