『九鬼神道流』中国より伝来し、日本で独自の進化を遂げた武術の後継者だった俺は、ある神の気まぐれにより異世界へ飛ばされた。
異世界でその神により、理不尽な運命に晒されている一族『銀狼』の娘『セラ』と出逢い、その運命を変えようと決意した。
そこからこの『物語(サーガ)』は始まる。
※※※※※※はじまりの はじまり※※※※※※
太古の昔、すべての神々の祖である
大神(アイン)は自分が作った複数の世界を任せる為、二つの神群を作った。
一つは『コスモス神群』と呼ばれ『秩序』を司(つかさど)り、もう一つは『カオス神群』と呼ばれ『混沌』を司(つかさど)った。
秩序は『安定』と『停滞』を生み
混沌は『不安定』と『活力』を生んだ。
それぞれの神群は、それぞれの世界で一番であろうとし、結果どちらかに『偏った世界』は破綻した。
『何も変わらず、ただ時間だけが漫然と過ぎる世界』
『常に変化し続け、安定したものが何一つない発狂した世界』
どちらも大神の望んだものではなかった。
そこで大神はそれぞれの世界に『天秤』をバランサーとてして設置することにした。
その機能は
『行きすぎたものを、その世界から排除する。』
ただ、それだけ。
それにより、それぞれの世界は一見バランスを取り戻したように見えたが。。。
『カオス』の神が開けた穴に
たまたま落ちた不運な主人公と
『カオス』に祝福(のろい)を受けた一族の綾(あや)なすストーリーは果たしてどこに流れていくのか。。
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『サウンド・マイスター』もあわせて宜しくお願いします。
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作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2017年07月19日
オリジナル戦記 伝奇 異能力バトル 冒険 シリアス ダーク 男主人公 ダンジョン 魔王 勇者 西洋 中世 チート ハーレム
読了時間:約107分(53,393文字)