作品一覧全10件
短編
誰かにこっちを見てもらいたかった。“特別な人間”にならなくちゃいけないと思った。みんなと同じじゃ、誰も私のことなんか見てくれないと思った。みんなに自分を見て欲しかった。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2019年01月10日
日常 青春 私小説 ホームドラマ シリアス 女主人公 現代 平成 読了時間:約3分(1,285文字)
短編
仕事を辞めて実家に帰ってきてから、ずっと気になっている事がある。
作品情報
コメディー[文芸]
最終更新日:2018年12月26日
日常 青春 私小説 ホームドラマ ほのぼの 女主人公 現代 ハッピーエンド ギャグ コメディ 読了時間:約5分(2,108文字)
短編
君が僕の隣から居なくなってから、2ヶ月が経った。 家族や友達には悪いけど、全てを失った今、僕が求めているのは君だけだ。君さえ居てくれればよかったのに。
作品情報
現実世界[恋愛]
最終更新日:2018年12月23日
悲恋 日常 青春 シリアス 男主人公 現代 パラレルワールド バッドエンド ハッピーエンド 読了時間:約3分(1,237文字)
短編
私は自分のことが嫌いだった。コンプレックスの塊で、劣等感の塊だった。  男友達が一人だけいる。私は彼によく、 「自分のこと好き?」 と聞く。彼はいつも、 「好きだよ。」 と言う。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2018年12月23日
日常 青春 私小説 ホームドラマ ほのぼの シリアス 女主人公 現代 ハッピーエンド 読了時間:約1分(417文字)
短編
いつも通りの朝、細く人通りの少ない道を歩く私は一人の男性に呼び止められた。全く知らない男性である。二十代後半くらいの見た目で、ニット帽を被りレンズが少し大きめな黒縁眼鏡をかけていて、なんだかお洒落で小綺麗な格好をしている。人当たりの良さそうな雰囲気の人だ。細い道には前も後ろも、私と男性以外はいなかった。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2018年12月23日
日常 青春 私小説 ほのぼの シリアス 女主人公 現代 読了時間:約3分(1,470文字)
短編
ある日突然、食欲が止まらなくなった。僕はその時人生で一番痩せていた。肌はカサカサで髪の艶もなく、瞳に光もなかったと思う。ただ目の前はギラギラとしていた。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2018年12月22日
日常 青春 私小説 ほのぼの 男主人公 現代 読了時間:約4分(1,874文字)
短編
土を食べて思ったこと。土を食べるのはおすすめしないけど、私は人生で一度くらいは食べてみるのもありだと思った。不味いけど。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2018年12月22日
日常 青春 私小説 ほのぼの 女主人公 現代 読了時間:約4分(1,545文字)
短編
 ある日いつものように裸眼で風呂に入っていると、鏡の裏にまだらに生えたカビが顔のように見えることに気づいた。顔と言っても、人間の顔ではない。目が離れて口も横に伸びた、ナマズのような顔である。目と口の間のカビが、ちょうどナマズの髭のように見える。 「ナマズ……。」 私はそう呟くと、ナマズの口が動いたような気がした。気のせいかと思い髪を洗い始めると、どこからか 「おう。」 と、声がした。まさかと思った。 「なんだよ。」 ナマズが喋った。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2017年05月07日
日常 青春 私小説 ホームドラマ ほのぼの 女主人公 人外 現代 平成 パラレルワールド バッドエンド ハッピーエンド 読了時間:約4分(1,593文字)
短編
私は悪魔です。私はあなたを試していました。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2017年05月06日
日常 青春 私小説 ほのぼの 人外 魔王 現代 平成 ハッピーエンド パラレルワールド 読了時間:約3分(1,119文字)
短編
私はある女の子の心の中に住んでいて、彼女の心に生える花を摘む仕事をしている。彼女の心の中にある野原には一面に鮮やかな緑の草が生えていて、いつも柔らかい風が吹いている。そこには毎日花が咲き、私はそれらを摘んで花束を作る。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2017年05月05日
日常 青春 私小説 ほのぼの 現代 ハッピーエンド パラレルワールド 読了時間:約4分(1,761文字)