2013年。
地球の人類全体に宣戦布告してきた国があった、その国の力は圧倒的で中国もロシアも日本も、そしてアメリカでさえ苦戦を強いられた。
”その国”は白兵戦を主に仕掛けてきた、というより白兵戦で世界に喧嘩を売ってきた。
この現代で白兵戦である、普通であれば瞬く間に”その国”は蹂躙され地図からその姿を消したであろう。
だが、その国を消せなかった、逆に防戦で手一杯になりミサイルも無意味な攻撃となり、各国も白兵戦で応戦するより他に手立てが無かった。
何故その国を消せないのか、それは物理的に無理があった。
彼らの国は我々の足下、地下深くにあったからである。
地底国家”アルバトロン”
古代人類が地下に移り住み、独自の進化を遂げた姿である。
彼等は地底深くのマグマをエネルギーに転用し、独自の技術を培ってきた、そして最大の特徴は体を異形に変身させ、単純な戦闘力の底上げと超能力とも言える力を発現させる事だった。
そして、開戦から4年が経った2017年。
地球の3分の1がアルバトロンに支配されていた。
作品情報
アクション[文芸]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2019年10月24日
悲恋 オリジナル戦記 日常 青春 スプラッタ 異能力バトル ヒーロー 近未来 サイバーパンク 怪獣 シリアス 男主人公 人外 群像劇 超能力
読了時間:約76分(37,702文字)