ひょんな不幸から異世界転生する事になった少年の名は望月 天羅。
彼が昔から持っていた「いつも」が崩壊し、やがて死を迎えた時、神を名乗る少女が彼の前に現れ、彼を転生させるという。
しかし、彼が望んだ異世界転生はただのソレとは大違いだった。
これは、彼の些細な望みを叶えるため、興味のままに力を貸す少女とともに失ったものを取り戻すべく奮闘する少年の話。
不本意な転生を果たして異世界あるあるを体験することになる少年の未来はどう決するのか。
異世界転生ぶった切りファンタジーにしたかったけど恐らくあるあるな物語の舞台で、その名の通り、天に羅刹を呼ぶ男、望月 天羅の一風変わった異世界転生劇が今ここに君臨する。