ただ、好きな人には死んで欲しくないだけ。
自分を好きになってもらうのは、その次。
同じ時を繰り返せるのなら救いたい。
ただ、生きていてほしいから。
四月十六日。
横転したトラックが、体を押し潰し、磨り潰し、命は消えた。
灯白月々火、女性、十六歳、興ヶ高校二年生、同級生、クラスメイト、彼女の席は僕から右に三と前に二行った所、そして僕の好きな人。
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