作品一覧全2件
短編
婚約破棄という冷酷な宣告を受け、すべてを失いかけた令嬢・リュシア。 絶望の淵で手にしたのは、差出人不明の《血染めの契約書》だった。 もし契約書が本物であるならば、あらゆる破滅を回避できる。さらには元婚約者への復讐も果たせる。けれど──その代償は誰にもわからない。 その力を頼るほどに、リュシアは堂々と振る舞えるようになるが、まるで不穏な影が背後に忍び寄っているかのような胸騒ぎも消えない。 そんな彼女の身を案じながら、いつも身近にいる男性執事は、彼女を献身的に支える。 果たしてリュシアに待ち受けているのは破滅か、それとも奇跡か。 そして契約書の代償とは……? ぜひご一読くださいませ。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2024年12月27日
シリアス 女主人公 西洋 中世 身分差 ざまぁ 婚約破棄 貴族社会 社交界 復讐 裏切り 溺愛 読了時間:約39分(19,194文字)
連載 完結済 19エピソード
ある日、没落貴族のわたし宛に『陛下のハーレム入り』という打診が王家から来ました。 そのことを当家の騎士二人に告げると猛反対にあいますが、陛下の要求を断ることは出来ません。 なのでわたしは、騎士の反対を押し切って、陛下のハーレムに入りました。二人には嫌われたでしょうね…… ですが覚悟を決めてハーレムに入ったというのに、陛下からはいっこうにお呼びが掛かりません。 王妃殿下からは、王城のお掃除を命じられましたので、お掃除に精を出す日々となりました。 そんな折、父の訃報がもたらされます。 そこからいきなり陛下の態度が急変して……わたしは逃げ出したくなりましたが、もはや逃げることも出来ません。死ぬより酷い目に遭わされることを覚悟したそのとき、目の前に現れたのは、当家の騎士二人だったのです……! 嫌われたはずなのに、いったいどうして? さらにはたった二人で、どうやって王城に……? 疑問の尽きないわたしに、騎士二人はさらにとんでもないことを言うのでした。 「ぼくたちは、この国を滅ぼすつもりですからね」
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2024年01月03日
女主人公 ハーレム ハッピーエンド 身分差 ざまぁ ザマァ 没落 側室 騎士 スパダリ 断罪 ファンタジー 恋愛 執着 読了時間:約71分(35,242文字)