「会いたい人がいるの」
そう言い残し、ある夏の夜、先輩は遺書を残していなくなった。
先輩を追いかけ事故に遭った自分が目を覚ますと、10年前に一度だけ先輩と会ったことのある時間へと戻っていた。僕の知らない先輩の時間。楽しい時間の中で先輩を支え続けた仲間たちが抱えた秘密。そしてその中で僕が知った、先輩しか知らない事実。先輩が最後に「会いたかった人」とは。僕は先輩の後悔を探す。
※この作品は以前に掲載していた「さよならにはまだ早い」の修正版です。
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