志望校の進学校への入学が決まった主人公、村雨裕二。現実世界になんの不満もなく新しい学園生活も楽しんでいた裕二だが、突如謎の大規模な召喚に巻き込まれ、多くの学園の生徒と共に名も知らぬ世界の至る所へと飛ばされてしまう。裕二はこの学園でどうしてもしたかったことがあるので意地でも帰りたかったのだが、自分たちを召喚した国の王いわく「召喚されたうちの誰か」が「召喚された時点で定められた条件」を満たさないと帰ることが出来ないらしい。それは召喚された個人ごとに別々なのか、そもそも条件とは一体何なのかすら知る方法がない。
何も分からない世界で、少年少女は自分なりに「目的」を探して歩きだす。