短い夏を楽しむ、小学生のボヤキ

ある街の、とある死神の話。

なろうラジオ大賞応募作品 悪役は「悪役」だからこそ許される。 故に、本当の「悪」とは、大衆にこそ、無自覚な心にこそ、存在するのかもしれない。

子どもの頃、自分は特別な存在なんじゃないかとつい考えてしまう。他者との違いを求めて、つい意見に突っぱねてしまう。 そんな弱い年頃に、「空を飛べる」なんて刷り込まれたら・・・。

魔王軍・・・それは人に仇なし世界を破滅に追いやる存在・・・のはずだった。それを変えたのは転生者としてやってきた勇者でもなく、更なる力を持った骸の王でもない。どこにでもいる、叔父さんであった。 定年退職後の再雇用先は魔王軍？！どうせ世界征服するなら平和に行きましょう。魔王軍のトップになっちゃった「普通よりちょっとデキる」叔父様が「知識」と「経験」で魔王軍を叩き直す転生ファンタジー。