幽体離脱体質である柚希は、とある目的から死神の仕事を手伝っていた。 そんな彼女は、ある日いつも独りでいる協調性ゼロで無愛想なクラスメイトである翔が幽霊を見ることの出来る体質だと知る。 目的のため彼に死神の仕事を手伝ってもらいたい柚希と、人と関わり合いたくない翔との追いかけっこの日々が始まった――――――。 死、死者、幽霊に関するお話しです。怖い系ではありませんが、苦手な方はご注意ください。 ９月１２日、完結しました！一話の文字数をかなり短めに区切ってあります。

姉や妹に対してコンプレックスを持つ女子高生の明香は、ある日地下鉄の階段から異世界へと落ちた。あらゆる世界からあらゆるものが落ちてくる――憐泪郷。 憐泪郷で出会った少年・昇慧とともに過ごしながら、明香は自分に出来ることを探していく。 ※戦闘シーン、流血、暴力的な場面もありますので、苦手な方はご注意ください。 ※ある程度進むまで、主人公が鬱々としています。

旅人の璃華の連れは、美形で優しくて、バイオリンが堪能で甘えたな――――魔王である。 魔王に懐かれた少女は、また一つ、世界に足跡を残す。 戦闘シーン、流血、暴力的な場面もありますので、苦手な方はご注意ください。

人間と魔人が対立し続ける大陸。人間界と魔界とに別れ、互いに微妙な均衡を持って長年成り立ってきたが、それは新たな魔王の即位によって瓦解した。当代魔王の即位と共に、魔界に多く存在していた魔物が人間界のほうへと押し寄せるようになったのだ。 人間の王たちは自国の実力者から勇士を募り、もっとも魔王を倒す力を持つ者を勇者とし、魔界へと送り出した。勇者を送り出し続けて十数年、――ついに魔王を倒し、自国へと凱旋した勇者はひとりの少女を連れていた。 戦闘シーン、流血・暴力的な場面もありますので、苦手な方はご注意ください。

恭一はある日、橋の上に立つ青年に出会う。 自分は幽霊だと言う青年になぜか懐かれた恭一は、彼と話しをしているうちになにか大事なことを忘れていることに気づき――――。

女子高生の夏奈は真夏のある日、友人の冬子と下校途中に必死に河原でなにかを探す女性を見つける。 「絶対焼けたくない！」と主張する夏奈がその夏見つけた『大事なものの優先順位』――。

吟遊詩人として世界を渡り歩くヴィアは、ある雨の日、一人の少年を拾う――。 軽度の戦闘シーンがあります。