2543年、東京都内のある高校の部「オカルト部」の部員一人が、夏休みに蔭洲升という村に行ったきり帰ってこないという事件が発生した。その村は現代日本と完全に切り離されていて、警察でさえ手が出せないような村だった。
どうやら、新たな「クトゥルフの遺物(レリック)」というものが見つかったらしく、彼はその捜索に行ったようだった。残ったオカルト部の五人は彼を連れ戻すため、蔭洲升に向かう。しかし、そこで目にしたものとは――。
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