ある日、家が没落した。両親と2人の兄は庭で雑草を抜いていた私のことをすっかり忘れて一家心中をした。親戚連中も使用人のごとく育った私を引き取りはしなかったので、めでたく孤児と相成った。
路上で靴磨きをしてなんとか生きていたところ、どうやら貴族のお坊ちゃまの怒りを買って、知らない場所に打ち捨てられてしまったらしい。
そうして、私は訳あり貴族のエドアルド様に拾われて、なんやかんやで彼の執事になったわけである。
苦労性の図太い主人公が拗らせた少年と出会ったり、堅物すぎる貴族に拾われたりする話。
※6月11日皆様のおかげで完結いたしました!
身分差 年の差 ヒストリカル 日常 ラブコメ 無自覚 じれじれ 三角関係 ほのぼの 逆ハーレム? 不遇な主人公 主従 すれ違い ヘタレ OVL大賞7
読了時間:約226分(112,688文字)