【※続きをかけない状況なので未完にします】
アルティナ……。
それは読者のいる世界とは異なる世界。いわゆる異世界の名称。
その名の意味するところは『ゆりかご』……。
この異世界はまさしく生命のゆりかごであった。
地球世界に似た生命体だけでなく、我々人類に似た知的生命体……エルフ・ドワーフ・獣人・人魚・翼人といった、いわゆる亜人種と呼称される者たちが存在し、文明を築いていた。
そしてその文明を支えるのは地球世界と同じく、科学、そして『魔術』であった。
この世界はまさしく『御伽噺の世界』であった。
だが、異世界『アルティナ』に生命が、有限の命を持つものがいる以上、地球世界と同じく生存競争が、闘争が、戦争が世界を回していた。
そんな荒々しく揺れ動くゆりかごにあって、別格の力をもつ種が頂点に君臨していた。
その名はドラゴン……。
これから語られるは、戦乱うずまく異世界アルティナで巻き起こる、人とドラゴンが織り成す物語。