余命1年と宣告された16歳の少年、佐藤和樹は300年後にタイムスリップした。
300年後の日本は世界一幸福な国と呼ばれ、病死者は164年連続0人。自動運転や交通整備が進み、156年連続、事故による怪我人並びに死者0人。幸福度の向上により150年連続、傷害による怪我人、死者共に0人だった。
奇妙なことに300年後の日本人はみんな左腕に腕時計のような機械をつけている。それは『カウンターバンド』と言う。『カウンターバンド』は付けている人の寿命が表示されるらしい。
そんな世界で和樹はひとりの少女、一条幸と出会う。