海のない惑星で、人々は砂に逐われて日々を生きる。
命の母である水源は限られ、常に枯渇する恐れを孕んでいた。
人寂びた集落に吹く“死の砂”。砂海の旅人リトはそこで銀の瞳の少女に出会う。瞳の中に不思議な二重の環を持った少女は轟然と砂が吹きつける中、真っ直ぐに空を見つめていた。
屈折した旅の青年と不思議な目をした少女の出会いから始まる、砂に吹かれる世界の物語です。
熱砂の猟姫、開始しました。(タイトルロゴ 美濃勇侍様)
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
R15
最終更新日:2019年09月09日
古代 砂漠 地味
読了時間:約1,605分(802,490文字)