意味も目的さえ誰も知らない塔がある。近づく者のいないその塔から今、声が聞こえる。
「愛ってなぁに?」と。
塔には少女がいた。
少女は子守歌を歌う以外は目の前で人が殺されても反応しなかった。ただ少女が反応したのは「化け物」と言う言葉。
闇から現れた化け物「バク」に少女は聞く。自分は化け物だが化け物とは何か?
バクは、知識は豊富だが感情が無い少女に「愛とは何か」話すことにする。
自らを「人形」と名乗った少女に話す話は「人形と呼ばれるのが嫌で必死に悲喜劇を演じた女の話」
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2017年10月19日
少女 化物 ダークファンタジー ネット小説大賞六感想
読了時間:約113分(56,275文字)