魔境に閉じ込められて魔法ばかりを教わっていた主人公。気づけば人類序列５位の実力を得ていた。しかしどうしても剣士になる夢を諦められず逃亡。 冒険者登録をし、ジョブチェンジしてレベル１の剣士として一から成り上がる。

気づけば俺は地下深くの見知らぬ部屋にいた。そこで二つのメモを見つける。 部屋を出ると化け物になすすべなく殺されてしまったが、時間が元に戻っていることに気づいた。 ループする時間のなかで狂気的なまでにレベルを上げまくり、ダンジョン内を探索できるほど強くなった俺。 ダンジョンを管理する魔族の目を掻い潜って地上に出ると、メモが指定する地点を目指しつつ、マイペースに冒険者生活を始める。

「おいおい、あの聖剣みたいなのを盗めって言ってるのか？」スパイ養成学校でトップの成績を誇り、卒業後新人下っ端スパイとして任務に従事していた主人公。しかし、とある任務で追跡していたターゲットにより異世界の洞窟に転移してしまう。洞窟に現れた巨大な怪物に対し、武器は拳銃だけ。怪物を倒した主人公は【レベルが上がりました】という不思議な声を聞くことになる。 その後、洞窟の奥にいた少女——大悪魔ととある取引をした。『神が作った聖宝を全て盗むのに協力すること』を引き換えに元の世界に戻してもらう。 街に出た主人公達は勇者が手にする剣を盗もうと策を巡らせる。戦闘では全く勝ち目がない。地球で培ったスパイの能力は、異世界でも通じるのか。