「九州鋭牙会」(きゅうしゅうえいげかい)の若頭、乾乃圭吾・28歳。ヤクザの組長を父に持つ康二は、次代組長を目指すもまともに学校へ通ったことがないために簡単な四則計算さえできず漢字も書けない。ケンカは強いが学力は小学生以下であった。握力は180kgあるが90秒以上考える事ができないため、香港での取引で交渉が決裂し組に大損害を与えてしまう。
これに激怒した圭吾の父・康二は、内部で圭吾が次期組長になることに反対の声が挙がっていることを伝える。そして「組を継ぎたいのであれば、高等学校を卒業すること」を命じる。康二のコネを使って年齢を詐称し、3年生に編入する事で高校に裏口入学した圭吾は、難しすぎる勉強と10歳年下の級友たちにうんざりするが、次第に「初恋・友情・勉強」といった、青春の楽しさに気づいていく。
かくして、圭吾の次期組長の座を掛けた卒業までの学園生活が始まった。