魔王が復活し、世界が滅亡の危機に陥る時。
何時だってそこには勇者が現れ、颯爽と世界を救う。
勇者が現れれば当然の様に彼らは仲間を作り、パーティを組む。
魔法使い 僧侶 戦士や盗賊 あるいは騎士を連れて勇者は魔王に立ち向かう。
勇者が如何に伝説の存在であっても、1人の力では魔王には立ち向かえないのだからー
けど、全ての物語がそうであるとは限らない。
「もう全部あいつ1人でいいんじゃねえのか」
これは、そう思えて仕方ない日々を過ごす、勇者パーティの1人の小悪党の物語。
処女作になります。
改善点などありましたらご指摘よろしくお願いします。