通勤電車にて。どんなに空いていても、決まって藤澤琢馬の隣に座ってくるＪＫがいる。これは毎朝密かに繰り広げられる、僅か30分のラブコメディーだ。 ※カクヨムにも掲載しています

親友の結婚式に行くと、職場の先輩が同じ受付担当だった。

通勤ラッシュとは無縁の、朝の下り電車。席は沢山空いているというのに、それでも毎朝隣に座ってくるJKがいる。これは気付いたらいつも隣にいる「JK」と過ごす、何気ない日常の物語。 ※短編の「毎朝電車で隣に座ってくる女子高生の話」とは、違う世界線の話です。

クラスメイトの三ノ輪綾乃さんは、いつも俺の名前を間違える。どういうわけか、絶対に俺の名前を呼んでくれない。

松崎真吾の娘・希美が拾ってきたのは、犬でも猫でもなく女子大生だった。

住田与助の想い人・柚原満瑠には初恋の相手がいる。その初恋の相手が与助だと、彼女は気付いていない。

長谷川慶には、憧れの女上司・三宅花織がいる。しかし花織は仕事は出来るが、家事スキルが皆無に等しくて……。

大森凪には、白崎夕子という幼馴染がいる。夕子は凪のことが好きなのだが、なかなか素直になれなくて……。素直にならない夕子に凪も意地になり、鈍感系主人公を演じることにした。

俺・葛西琥太郎は、恋人の茅ヶ崎詩音と同棲している。世界で一番愛し合っていて、誰もが認める仲睦まじいカップルで。でも、俺たちの同棲生活はいつまでも続かない。1年後、彼女は結婚する。俺の知らない、別の男とーー。

進路希望調査を未提出だった為、生徒指導室に呼び出された河合春高は、一瞬の出来心で進路希望調査に『秋山先生の旦那さん』という進路を記入してしまう。そしたら……