西暦2489年8月1日、最新鋭艦ばかりからなる小艦隊300隻が、地球(アース)001を出発する。艦隊を率いるのは、ヤブミ・カズキ。
若くして准将となった彼が乗り込むこの新鋭艦は、彼自身の構想によって生み出された、最新の機関と強力な兵器を搭載する艦ではあるが、全長450メートルという限られた駆逐艦規格サイズにそれらを無理矢理詰め込んだ結果、とんでもない欠陥を抱えることとなる。その欠陥を補うべく、一人の魔女が乗り込む。
そして赴任先の地球(アース)1010にて、闘技場での闘いを強いられてきた弓の名手のカテリーナと、古臭い慣習に嫌気がさしカズキの艦に駆け込んできた、「神の目」を持つという皇族のダニエラ、銀河を超えて出会った皇女リーナらを加え、「戦乙女(ヴァルキリー)」の新鋭艦での戦いは続く……
【第9回 第11回ネット小説大賞 1次通過】
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