人間を嫌いになり、もう死んでしまいたかった高校二年生の糸杉功。功はそんな事を思いながら、高校へも行かず、ふらふらと毎日街を歩いているだけの生活だった。そんな時、一人のアリスという女の子が功の前に姿を現し死の宣告をする。そして同時に彼はその言葉を促すようにそのまま死んでしまった。
意識を失った功が目を覚ました場所は知らない部屋だった。そこで死ぬ前に出会った女の子、アリスと再会する。そして自分が死んだこと、なぜここにいるのかを教えられた。
アリスに聞くところによると、ここはデスタウンという現世と死後の世界のとの間にある場所らしく、その部屋は死事カンパニーという会社の中の一つの部屋と伝えられる。そこでは、これから現世で死んでいく人々の観察を行っていると言う。そしてその仕事、死にまつわる仕事、死事を功にもやれと言った。
それから死事をしていく中で功は成長をしていく。