何らかの理由により亡くなった者が、死後天界へと至る前に。
~夢列車~
それは、やり残した、あるいはやり直したいこと、誰もが抱えるそんな悩みを、一つ叶える夢へと連れ出す列車。
あくまで夢幻。空想に過ぎない。
叶えられたとしても、叶えられなかったとしても、それは一時の夢である。
けれどもこの夢列車の乗客は皆、それに希望を抱いて乗ってくる。
今日もまた一人、新たな迷いを持った乗客の待つホームへと、夢列車は汽笛を鳴らして入り行く。
以前より大好きでお世話になっておりますイラストレーターamehal先生のイラスト”ポラリス”を眺めていましたところ、構想が浮かびまして。本人様に”同タイトルで小説が出したいのですが”と相談しましたところ、”ならイラストも使ってくれて良いよ”と快い許可を頂きまして、第1話冒頭に添付させていただいております。
日常 死後 夢列車 夢先案内人 数話完結 やり直し
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