幕末の日本。藩のために戦った少年、セーマ。だが、戦争に破れ一人残された彼は生き延びるために南へと逃げる。港町にたどり着いた彼は商船に忍び込み、しばしの休息を取る。しばらくして、船から外に出た彼が目の当たりにしたのは、まったくの知らない街だった。

突然あらわれた道場破りを前に、もてなすことになった、彼女。道場主が戻るまでの間、余興ということで道場破りと手合わせをすることになることとなって・・・。

旅を続けながら、武芸を磨き続ける師弟。次の目的地に向かう道中、師である彼女は過去の行いについて考えをめぐらせていた。たどりつくまでに、決着をつけなければならないが、まだ決めあぐねている。

還暦を過ぎて、やっと私の時間が過ごせると思った。ずっと連れ添ってきた妻があっさりと亡くなってしまうまでは。彼女を失って生きがいをなくしかけた私は、新たに生きがいを見つけた。妻と再び、交流ができるような機械を作ることだった。

実の父親を追って、魔都 上海からはるばる東の果て、日本国まで追いかけてきたシャオ。 彼が創設した女学校に留学生として潜り込んだ彼女であったが、そこでの生活は上海と同じ。 女学校が設立された場所は魑魅魍魎が跋扈する、いわくつき。 退魔師として再び活動せざるを得なくなった彼女が最初に選んだ標的は骸骨と化した剣客。