戦乱絶えない世を、たった1人で治めた男がいた。「黒の継承者」と呼ばれる男だ。彼はそのたぐいまれなる戦闘力と統率力をもってして。他種族共存を柱とする国家、バラクザード王国。通称「黒国」を築いた。瞬く間に世界最大の超大国へと発展したバラクザード王国。
それから約30年後。王は死を迎える。そして、継承者は次代へと受け継がれた。
森の中で目覚めた、次代の継承者、シュラーツ・ロドス。彼は世界を見るために旅をする。
「黒の継承者」という絶対者の死により荒れ狂う世界を見て彼は、平和への思いを形作る。
これは平和を願い、仲間たちと奮闘する青年のお話。
*一話3000文字前後目標です。誤字脱字、矛盾など何なりとお申し付けください。
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