少年スカーズは地上で育った神の子である。
彼は普通の神ではなく、大地の神と空の神を両親に持つ混血の神だ。
スカーズは両親に愛情だけでなく人として大事な事を教わった。
父には基礎の剣術、母には逃げ足の速さを。
母の教えは『スカーズの逃げ足の速さで無用な争いを避ける平和主義者となり、弱い者を連れて助けてあげなさい。憎しみ、怒りを可能な限り捨てなさい』と言うものでありスカーズは生きる信条としている。
しかし、身分を偽り地上で生活する神族を迫害する軍に突然家が襲撃される。
そして一瞬の内に両親は殺された。
怒りと悲しみを胸にスカーズは母が死に際に言った「各地で迫害された、私達と同じ地上に落ちた神族を集めて助け、神の理想郷まで届けてほしい」と言う言葉を聞き今後の目的として胸に刻む。
優しく育てられたスカーズが母親から託された使命遂行による、迫害された人達を命がけで守る戦いの中で成長します。
スカーズはエクスド軍との激しい戦いを潜り抜け理想郷にたどり着けるのか。