宇宙規模で広がり、害悪を振り撒き続ける存在がある。その名はガイアァク。
政治腐敗、搾取、不当労働、病気の蔓延、差別、暴力、それらを駆使して人類を脅かすその敵に、敢然と立ち向かう正義の集団があった。
「ミセスクイン」という偽名を名乗る女を筆頭に、筋肉自慢の忍者戦士「シャドウ」や、大魔女「カーマイン」に、戦う幼女「唯一必死祈願」と、戦技教導官「馬頭有菜」が、今回、ある星の、ある国を救う為に戦います。
その国は重税によって民が苦しめられ、生活困窮者は増え続け、多くの自殺者を出し、ついに憲法の改変により国民から人権が失われようとしていたのです。
彼女たちは戦い、宿敵、ゲドウ大臣を追い詰めます。
しかし、この物語には「勝利者と呼べる者」は一人として登場しません。
この戦いを最後まで見届けた時、あなたは「悪と戦う」とはどういう事なのか、真に理解する事でしょう。